トップメッセージ
未だ続くコロナ禍への対応のみならず、社会全体として多くの課題への対応が求められています。とりわけ地球温暖化など深刻さを増している環境問題については喫緊の課題だと認識しています。そのような中、ドコモは使命感を持ってさまざまな社会の課題の解決に貢献し世の中の役に立つため、自らの変革も進めてまいりました。
「新ドコモグループ」としてさらなるカスタマーファースト、DX推進などを図る体制を整え、従来のCSRおよび環境関連方針類を「サステナビリティ方針」として見直し、これまでもこれからもお客さまやビジネスパートナーとともに世界をよりよくするため、「あなたと世界を変えていく。」のスローガンの下、チャレンジを続けてまいります。
新しいドコモグループ
2021年10月にNTTコミュニケーションズ(以下、コミュニケーションズ)とNTTコムウェア(以下、コムウェア)およびそれぞれのグループ会社を、ドコモの傘下に迎えるグループの再編について公表しました。
以降、2022年1月にコミュニケーションズ・コムウェアの子会社化が完了し、7月に組織の見直しと人員の異動を行い新たな体制での営業をスタートしました。3社のシナジーによって、新ドコモグループとしてモバイルからサービス・ソリューションまで事業の領域を拡大し、イノベーションを加速させて社会・産業のDXに貢献していきたいと考えています。
これからは通信事業をベースとしながら、「新たなライフスタイルの創出」と「社会・産業の構造変革」を柱に、グループ一丸となって取組んでまいりますのでご期待ください。
新しいサステナビリティ方針
従来のCSR方針を制定した当時から、特に脱炭素をはじめとする環境分野における社会の関心はさらに高まり、そのほかのESG課題に対しても、企業の取組みが求められる範囲や度合いは日々変化を続けています。
そのような変化に対応し、幅広い課題に対するドコモの取組み姿勢を明確にするため、従来方針を見直し2022年7月に「サステナビリティ方針」を制定しました。CSR=企業の社会的責任に加え、「誰一人取り残さないサステナブルな社会の創造」に貢献することを表明し、「環境」「社会」「人材」「公正」の4分野それぞれにおける取組みの方向性を示しました。
また、同じく7月に、環境憲章をはじめとする各種方針を、「Green Action Plan」に整理・統合を行い、昨年発表した「2030年カーボンニュートラル宣言」とともに、引き続き脱炭素化、循環型社会の実現、生物多様性の保全などへの取組みを推進してまいります。
ドコモは社員やその家族のみならず、お客さま・ビジネスパートナーなどのあらゆるステークホルダーのみなさま=あらゆる「あなた」と力を合わせて「世界を変えていく」ことをこれまで以上にめざしてまいります。
2022年9月