ダイバーシティ推進
携帯電話市場は、熾烈なシェア競争に加え、利用者の属性もさまざまであり、端末の高機能化により、新しいサービスも増加し、利用方法も多様化する時代に突入しています。
ドコモでは、こうした市場動向に先んじて対応し、お客さまに魅力的な価値を提供していくために、性別、年齢、国籍など属性が異なる多様な人材を内包し、企業の強みに変えていく、ダイバーシティ・マネジメントを追求し続けています。
2025年度までには、女性管理職比率を15%にすることを目標としています。
お客さまのスマートライフ実現のために、ドコモ社内における意識改革を大胆に実施し、これからも社員一人ひとりの「個性(多様性の視点)」をエネルギーに「価値創造」、「価値提供」をし続けることをここに宣言します。
ダイバーシティの推進体制
2006年7月に、本社人事部内に「ダイバーシティ推進室」を設置し、ダイバーシティの定着や女性活躍、両立支援等の制度の充実などに取組んできました。現在は、ダイバーシティ&インクルージョンがあたり前の組織風土となり、新しい価値を生み出す原動力となることをめざし、「ダイバーシティ意識醸成と働き方改革」「女性の活躍推進」「両立支援」「制度の多様化」を柱として取組んでいます。
また、各支社の総務・人事ラインがダイバーシティ推進責任者となり、ワーキンググループなどを立ち上げ、各地域で施策を水平展開できる体制を整えています。
ダイバーシティ推進の重点項目
ダイバーシティ意識醸成と働き方改革
ダイバーシティ定着のため、これまでトップコミットメント発信、全国的な推進体制の構築、各種研修など、社員一人ひとりが当事者意識を持てる活動に取組んでいます。
女性活躍推進
ダイバーシティの中でも、「女性の活躍推進」の取組みは特に強化を図っており、女性のキャリア向上意識の醸成や十分に力を発揮できる環境づくりを進めています。
両立支援
社員が多様な働き方ができるよう、ワークライフバランスを重視しています。
2008年から次世代育成支援対策推進法に基づく厚生労働大臣認定マーク「くるみん」も取得し、ワークライフバランスをさらに推進し、働き方の見直しによって限りある時間を有効に活用することをめざしています。
制度の多様化
ダイバーシティマネジメントの追求に向けて、働き方の見直しが求められることから制度の多様化も必要となっています。これらの環境の変化へ勤務時間の個人シフト(スライドワーク)や定時退社・朝型勤務(プライオリティワーク)などの仕組みを取入れ柔軟に対応しています。
トピックス
ダイバーシティ推進に関する出来事や話題をご案内します。
社外評価
経済産業省が主催する2016年度「新・ダイバーシティ経営企業100選」を受賞しました。
女性活躍推進法に基づく認定制度「えるぼし認定」で最高評価である「3段階目」に認定されました。
2018年5月に厚生労働省が「くるみん認定をすでに受け、相当程度両立支援の制度の導入や利用が進み、高い水準の取組みを行っている企業」を評価する「プラチナくるみん」に認定されました。
LGBTなどの性的マイノリティについての企業などの取組み指標である「PRIDE指標」の「ゴールド」に7年連続認定されました。
2017年11月、「テレワーク先駆者百選 総務大臣賞」を受賞しました。
経済産業省による従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取組んでいる法人を評価する「健康経営優良法人」に7年連続(2017・2018・2019・2020・2021・2022・2023)認定されました。
また、大規模の企業などを対象とした「大規模法人部門」において上位500の企業にのみ与えられる称号ホワイト500に2021年以来2年ぶりに認定されました。
2023年6月、三菱総合研究所が主催する「プラチナキャリア・アワード」の優秀賞を受賞しました。