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今行ける海外旅行先は?待望の海外旅行に出かけよう!
日本の入国・出国制限が緩和された今、海外旅行をしたいと考える人も増えてきました。とはいえ、現在は国・地域によって、旅行者の入国条件が異なります。渡航先の入国条件を確認した上で、入念に計画を立てましょう。

行きたい国・地域の入国条件を確認しよう

日本では、2022年10月11日付で、すべての入国者(帰国者含む)について、原則として入国時検査や入国後の待機期間が不要となりました。
しかし、海外では国・地域によって、入国条件が異なります。海外旅行の計画を立てる前に、まずは今行ける国・地域を確認してみましょう。
外務省「海外安全ホームページ」および各国領事館または大使館の公式発表によるものです。(2022年11月現在)
すぐ行ける!日本からの入国制限がない国・地域
以下は、日本国籍の旅行者に対し、制限なしで入国を許可している主な国・地域です。
国・地域により、入国条件は異なります。
最新情報および詳細情報は各国領事館または大使館のホームページをご確認ください。
ヨーロッパ | アイスランド、アイルランド、イギリス、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、トルコ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルーマニア |
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アジア・ 中近東 |
イスラエル、ウズベキスタン、韓国、タイ、ベトナム、ブルネイ、マレーシア、モルディブ、モンゴル、ヨルダン |
アフリカ | エジプト、モロッコ、南アフリカ、エチオピア |
北米・中南米 | アルゼンチン、カナダ、キューバ、コスタリカ、メキシコ、ペルー、タヒチ |
オセアニア・ 南太平洋 |
オーストラリア、ニューカレドニア |
入国時にワクチン接種証明書が必要な国・地域
以下は、日本国籍の旅行者に対し、ワクチン接種証明書を所持していれば事前PCR検査による陰性証明書は不要としている主な国・地域です。
赤字の国・地域は「CDC指定の宣誓書」の提出も必要です。
最新情報および詳細情報は各国領事館または大使館のホームページをご確認ください。
ヨーロッパ | スロバキア |
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アジア・ 中近東 |
アラブ首長国連邦(UAE)、シンガポール、フィリピン、ラオス |
アフリカ | チュニジア |
北米・中南米 | アメリカ、エクアドル、グアム、ハワイ、ブラジル |
オセアニア・ 南太平洋 |
フィジー |
西太平洋 | パラオ |
入国時のワクチン接種証明書に加えてビザ(査証)が必要な国・地域
以下は、日本国籍の旅行者に対し、ワクチン接種証明書に加えてビザ(査証)を必要とする主な国・地域です。
事前の申請を忘れずに行いましょう。
最新情報および詳細情報は各国領事館または大使館のホームページをご確認ください。
アジア・ 中近東 |
インド、インドネシア、スリランカ |
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日本へ帰国する際の入国条件を確認しよう

2022年10月11日より、海外から日本へ帰国・入国する際の水際対策が緩和されています。ワクチンを3回接種していることが確認できるワクチン接種証明書を提示することで、帰国前のPCR検査などによる陰性証明書が不要になりました。
なお、ワクチン接種証明書を所持していない場合には、これまで通りPCR検査などによる陰性証明書が必要になります。
どちらも所持していない場合は、飛行機への搭乗が許可されず、日本への上陸も認められません。不備がないよう、事前にしっかりと確認しておきましょう。
海外旅行から帰国する前に「ファストトラック」で検疫手続きの一部を済ませておくと、帰国後の流れがスムーズです。
今行きやすい旅行先はどこ?
ほとんどの国・地域で日本国籍の旅行者を受け入れていますが、その中でも「入国時の制限がない」場所なら、準備に必要な時間が短くて済むため、すぐに海外旅行に出発できます。
日本人旅行者に人気の「今行きやすい旅行先」をピックアップしてご紹介します。
検討する際の参考にお役立てください。
ヨーロッパ(フランス、イタリア、イギリス)

ヨーロッパでは、多くの国・地域が入国制限の完全撤廃にいち早く踏み切りました。現在ではスロバキアを除いた国・地域で、コロナ禍以前の入国条件が適用されるようになっています。
2022年8月1日に入国制限を完全撤廃したフランス。旅行期間が90日以内であればビザ(査証)が免除されるため、パスポートと航空券(往復)のみでの入国が可能です(※シェンゲン協定の基準を満たしている場合に限ります)。
フランスを訪れるなら、花の都パリは外せません。
美味しいものを探す街歩きや、蚤の市での買物、世界三大美術館の一つ「ルーブル美術館」(要事前予約)での芸術鑑賞はもちろんのこと、11月中旬からクリスマスデコレーションが始まり、街並みが一層美しさを増しています。
イタリアでは、フランスより一足早い2022年6月1日以降に入国制限を完全撤廃しており、フランス同様にパスポートと航空券(往復)のみでの入国が可能です(※シェンゲン協定の基準を満たしている場合に限ります)。
魅力あふれる都市が多いイタリアですが、はじめて訪れるなら、芸術の街フィレンツェ、観光名所満載のローマ、水の都ベネチアの3都市を周遊してみてはいかがでしょうか。
鉄道で移動すれば、車窓からの美しい眺めも楽しめます。
イギリスは、フランス、イタリアよりも早い2022年3月18日以降に入国制限を完全撤廃しています。シェンゲン協定参加国ではありませんが、日本国籍の旅行者は最長6か月までであればビザ(査証)が免除されるため、パスポートと航空券(往復)のみで入国ができます。
イギリスの魅力を満喫するなら、鉄道での縦断旅がおすすめです。
ロンドンを出発点として、古き良きイギリスの原風景が広がるコッツウォルズ、ピーターラビットの故郷として知られる湖水地方、スコットランドの古都エディンバラ、ビートルズの故郷リヴァプールと、たくさんの都市を巡って異なる魅力に出会えることでしょう。
アジア(タイ、ベトナム、モルディブ)

アジアでは、現在でもワクチン接種証明書や陰性証明書が必要な国・地域があるものの、隔離検疫を廃止する地域が増えたり、短期滞在の日本国籍の旅行者に対してビザ(査証)を免除したりと、海外旅行がしやすい環境が整いつつあります。
タイでは2022年10月1日以降から入国制限が緩和され、これまでパッケージツアーに限定されていた外国人旅行者について、個人旅行も認められるようになりました。
日本国籍の旅行者は30日以内の滞在であればビザ(査証)が免除されるため、パスポートと航空券とあわせて、ワクチン接種証明書または陰性証明書のいずれかを提出すれば、入国が可能です。
きらびやかで美しい寺院や市場、本場のタイ料理など、見どころが多いタイ。最近では、高層階の高級ホテルのルーフトップバーも人気を集めています。
はじめて訪れるなら、「東南アジアのハブ」として注目される国際都市バンコクの定番観光地を巡るプランをベースに、少し足を延ばしてアユタヤやビーチリゾートへの日帰りツアーを組むのもおすすめです。
ベトナムでは、2022年3月15日付でコロナ禍以前の入国手続きに戻すことを発表しました。日本国籍の旅行者については、入国目的にかかわらず、15日以内の滞在であればビザ(査証)が免除され、パスポートと航空券(往復)のみで入国ができます。
ワクチン接種の有無や回数の規定、隔離期間などの入国条件はありませんが、観光目的の入国に関しては補償額として10,000USD以上をカバーできる旅行保険の加入を必須条件としています。
北部には首都で文化の中心地といわれるハノイ、中部にはリゾート地が広がるダナンや世界遺産に認定された古都フエ、南部には国内一の商業都市ホーチミンが位置します。
フランス領であった名残から、国内にはヨーロッパ風の建物が多くあり、食文化からもフランスの雰囲気が感じられます。はじめて訪れるなら、ハノイとホーチミンの名所を数日ずつ満喫する余裕のあるスケジュールがおすすめです。
モルディブでは入国制限は設けられていませんが、日本出発前96時間以内に、所定サイトから健康状態に関する情報を入力する必要があります。
日本からモルディブへの直行便はなく、乗り継ぎで経由する国・地域によっては、ワクチン接種証明書や陰性証明書が必要となる場合もあるため、プランを立てる際にしっかりと確認しておきましょう。
モルディブはたくさんの島が集まって構成されており、基本的には1つの島に1つのリゾートしかありません。観光スポットは多くないため、ホテル内で過ごす時間が長くなります。滞在するホテルによって旅の満足度が左右されることもあるので、しっかりとホテル選びをしましょう。
なお、ベストシーズンは天気が安定しているといわれる2月から4月。1月の旧正月の時期と、4月のイースター休暇の前後はホテルの予約が取りにくくなるため、早めに旅行の予定を立てることをおすすめします。
北米(カナダ)

北米・中南米地域には、現在も入国制限を行う国・地域があります。
アメリカでは本土・ハワイ・グアムともに、日本国籍の旅行者はワクチン接種証明書のほかに、指定の宣誓書の提出が求められます。
日本国籍の旅行者がカナダに渡航する場合には、渡航前にカナダ政府のホームページから電子渡航認証(eTA)を申請する必要があります。承認までに数日かかる場合もあるため、航空券の購入前に申請をすませておきましょう。
カナダ旅行は季節ごとに見どころが変わります。
オーロラが目当てなら8月から3月(10月を除く)、世界三大瀑布のひとつであるナイアガラの滝をクルーズで楽しむなら5月から10月、自然遺産のカナディアンロッキーを雪上車から観光するなら6月から9月がベストシーズンです。
また、バンクーバー、ウィスラーなど、季節を問わず観光が楽しめる都市もあります。
渡航先でも最新情報に気を配ろう

世界的に入国制限の緩和が進んでいるものの、急激な状況の変化も想定しておくべきというのがwithコロナ時代の海外旅行といえるでしょう。
行動制限のない国・地域を旅行していても、レストランや施設の営業時間の変更、入場規制が行われる場合があるかもしれません。渡航前に入手していた情報が最新とは限らないため、現地に到着したあとも最新情報を確認しましょう。
旅行先で最新情報を入手するなら、スマホや携帯電話を活用しましょう。
ドコモユーザーであれば、利用したいタイミングで必要な期間を選んで利用できる「パケットパック海外オプション」、事前の申込みは不要でデータ量を気にせず利用できる「海外パケ・ホーダイ」の2つの海外で使えるデータ定額サービスからどちらかをご利用になれます。
「パケットパック海外オプション」「海外パケ・ホーダイ」の対象国・地域、および利用可能な料金プランについては、ページ下部の関連リンクからご確認ください。
まとめ
今回は、「今行ける海外旅行先」についてご紹介しました。
徐々に入国制限の緩和が進み、海外旅行に行きやすくなってきましたが、一部の国・地域では現在もマスク着用のルールや行動制限があるなど、コロナ禍以前とは状況が異なります。目的地が決まったら事前に最新情報を確認し、安心して楽しめるよう、旅行の計画を立てましょう。