iモード対応コンテンツを作成するにあたって基礎となる項目をご説明します。
ブラウザ機能
- 一切の禁則処理は行いません。
- 縦スクロール機能のみです。
- 横スクロールはしないため、長文は自動折り返しされます。
(PREタグ、PLAINTEXTタグ使用時も含みます) - BRタグ、Pタグの改行処理はそのままです。
- パソコンブラウザで改段落処理をおこなうタグ(FORM, PRE, PLAINTEXT,BLOCKQUOTE, MENU, OL, UL, DL, DIR, Hn)に関して、上下の空行はなくなります。(ここでいう改段落処理とは前記タグを利用した際に前後のブロックとの間に強制的に空行が入ってしまうことを示します。)
- 段落タグとMARQUEE,BLINKタグとのネストについては保証しません。
- リストタグ内およびMARQUEE、BLINKタグ内での他のタグとのネストは保証しません。
- ブックマークおよび画面メモのタイトルはTITLEタグの記載が反映されるので、その可能性のある画面に関しては記述するようにしてください。
- name属性、id属性の値に使用可能な文字は、半角アルファベット(A~Z,a~z)で始まり、半角のアルファベット、数字(0~9)、ハイフン(-)、アンダーバー(_)、ピリオド(.)のみを含む文字列です。
- GPS機能については「GPS」をご参照ください。
- F880iES、F881iES、F882iES、F883i、F883iES、F884i、F883iS、F883iESS、F884iES、F-07A、F-10A、F-09B、F-08C音声読み上げ機能については「
(別ウインドウが開きます)iモードの音声読み上げコンテンツ作成ガイドライン(富士通ウェブサイト)」をご参照ください。
HTTP
- CGI作成時に「Content-Type」は必須項目となります。
- LOCATION時のURLの指定は絶対パスで記述します。
- FOMAiモード対応機種はHTTP1.1でアクセスします。
Content-Type
- iモードサービスで取り扱う各種コンテンツのContent-Typeは以下のとおりです。
- コンテンツファイルに対応したContent-Typeが指定されないと、携帯電話はコンテンツファイルを正しく扱うことができない場合があるため注意してください。
Content-Type | コンテンツ | 備考 |
text/html | HTML | |
application/xhtml+xml | XHTML | 対応機種のみ![]() |
text/css | CSS | 対応機種のみ![]() |
image/gif | GIF | |
image/jpeg | JPEG | 対応機種のみ |
video/x-ms-asf | i-motion(ASF) | 対応機種のみ![]() |
video/3gpp | i-motion(MP4)![]() |
対応機種のみ![]() |
audio/3gpp | ||
application/x-shockwave-flash | Flash![]() |
対応機種のみ![]() |
application/x-avatar | キャラ電![]() |
対応機種のみ![]() |
application/x-decomail-template | デコメールテンプレート | 対応機種のみ![]() |
application/pdf | 対応機種のみ![]() |
|
application/x-dd+ext | PDFのドキュメント定義ファイル(ddfファイル)![]() |
対応機種のみ![]() |
application/x-toruca | トルカ | 対応機種のみ![]() |
application/x-ucf-package | きせかえツール | 対応機種のみ![]() |
application/x-character-overlay | マチキャラ | 対応機種のみ![]() |
application/x-pkcs12 | オリジナル証明書 | 対応機種のみ |
application/x-dcm-vgt | デコメアニメテンプレート | 対応機種のみ![]() |
text/x-vcalendar | スケジューラデータ | 対応機種のみ![]() |
1 OBJECTタグを使ってコンテンツを配信する場合は、サーバ側で上記設定を行うとともに、OBJECTタグのtype属性でも正しいContent-Typeを指定します。
2 各コンテンツの対応機種情報は「iモード対応機種 対応コンテンツ・機能一覧」にてご確認ください。
ファイル拡張子やパラメータ末尾の文字などの条件によりファイル判別する機種もあるので注意してください。
ADF取得時のContent-Typeは、OBJECTタグのtype属性で指定します。
タグ指定送信機能(詳細は「タグ指定送信機能(赤外線関連)」を参照)を利用する際には、Content-TypeをOBJECTタグのtype属性で指定します。
画像ファイルの対応について
対応状況 | |
ノンインターレースGIF | ![]() |
インターレースGIF | ![]() |
透過GIF | ![]() |
アニメーションGIF | ![]() |
JPEG | ![]() |
JPEGファイルはJFIF形式の画像で、Baseline方式(Sequential mode)が利用可能。
再配布不可識別子
再配布とは、携帯電話内に保存されているファイルを、メール添付などを利用して携帯電話外に取り出すことをさします。
再配布についての詳細は「再配布不可識別子」をご参照ください。