コード認識機能が搭載されたiモード端末で読み取り可能なQRコードは、本仕様のフォーマットどおりに記述すれば市販のツールで作成可能ですが、ドコモでもQRコード作成ツール「QRファクトリー」を公開しておりますのでご利用ください。
項目 | 必要環境 |
パソコン本体 | PC-AT互換機 |
OS | Microsoft® Windows® 7 日本語版、英語版 |
必要メモリ | 20MB以上 |
ハードディスク容量 | OSがインストールされているドライブに20MB以上、QRファクトリーをインストールするドライブに5MB以上の空きが必要 |
画面の色が8ビット(256色)モードでは表示が正常に行われない場合があります。
OSのサービスパックは最新のものを使用してください。
インストールの際の注意
- 旧バージョンがインストールされている状態で新バージョンはインストールできないようになっています。旧バージョンをアンインストール後に新バージョンをインストールするようにしてください。
- QRファクトリー1.0をアンインストールする際には作成された登録済みデータファイル(CSVファイル)は失われますので、旧バージョンで作成した登録済みデータファイルを新バージョンに引き継ぐ場合は以下の操作を行ってください。
インストール手順
ダウンロードした自己解凍形式ファイルをダブルクリックして解凍します。
解凍されたフォルダ内のSETUP.EXEを実行してインストーラーを立ち上げます。
インストーラーの指示に従いインストール作業を行ってください。
旧バージョンソフトをお使いの方へ
旧バージョンで作成した電話帳、Mail to、ブックマークの各登録済みデータファイル(CSVファイル)を、QRファクトリーがインストールされているファイル(デフォルト設定ではProgram Files\imode\QRfactory_j)以外の場所に保存してください。
旧バージョンをアンインストールしてください。
新バージョンをインストールしてください。
新バージョンのQRファクトリーを起動し、電話帳、Mail to、ブックマークの各登録済みデータ画面で、
で保存した各登録済みデータファイル(CSVファイル)を読み込んでください。
QRファクトリーのダウンロードには使用許諾契約書への同意が必要となります。ダウンロードをされる場合は、使用許諾契約書を必ずお読みください。
テキスト登録を使用する場合について(QRファクトリー全バージョン)
QRファクトリーのテキスト登録画面で、電話帳登録機能やメール連携機能、ブックマーク登録機能、iアプリ連携機能のQRコードを作成する場合には、使用できる文字の種類や記述の方法などの仕様に従って入力してください。仕様外の入力をした場合、コード認識対応端末で正しく読み取れません。詳細なフォーマット仕様につきましては、『バーコード』メニューの「共通事項」をご参照ください。
QRファクトリー2.0以降について
プリンタ解像度を指定することにより、出力されるQRコードのイメージデータのdpiを変更することができます。デフォルトでは、1200dpiに設定されていますが、ご使用のプリンタの解像度に合わせることを推奨します。接続されているプリンターで印刷する場合はデフォルトプリンタを選択することで自動的に最適なdpiに設定されます。
他のアプリケーションで出力したイメージデータを利用するときには、出力したときと同じdpiで利用するようにしてください。
また、Microsoft Word/Excelで拡張メタファイル(EMF)を利用するときにはそのまま貼り付けるのではなく、「形式を選択して貼り付け」を利用し、「図(拡張メタファイル)」のほうを選択して貼り付けるようにしてください。
(2003年10月23日更新)
QRファクトリー1.Xについて
ファイルとクリップボードに出力する際、QRコードはプリンタに出力する時の約2倍の大きさで出力されます。
他のアプリケーションで実際のQRコードサイズで利用したい場合、
- Microsoft Word/Excelでは、50%に縮小してお使いください。
- Adobe Illustratorでは、40%に縮小してお使いください。
上記以外の倍率変更をした場合、実機で読み取れない可能性があるため、設定しないでください。
また、レタッチソフトなどで印刷した場合、実機で読み取れないことがあります。
試し刷りを行い、実機で読み取り確認することをお勧めします。
(2003年6月6日更新)
より小さなQRコードを作成するためには
QRコードはデータ量によって大きさの最小値が変化します。
分割指定をすることで本来大きなQRコードを複数の小さなQRコードにすることができますが、分割を行わずにQRファクトリーで小さなQRコードを作成するための方法をご紹介します。
(2003年10月23日更新)
作成方法
機能(電話帳、メール、ブックマークなど)を選択し必要なデータを入力します。
サイズ「任意」を選択します。
詳細画面を確認します。
- セルサイズを小さくします。(0.28mmが最小)
- バージョンをエラーの出ない最小値にセットします。
(バージョンをひとつずつ下げていき、「入力可能文字数をオーバーしました」などのエラーメッセージが出たらひとつ上の値にセットしましょう。)
誤り訂正レベルは、Lの方がより多くの文字を扱えるという点では効率がいいですが、極力Mをお勧めします。
印刷されるQRコードの大体のサイズは、詳細画面の「印刷領域」の値で確認できます。
(2003年10月23日更新)
QRコードの色指定について
明るさ128以上の場合は読み取れなくなる可能性が高くなるのでQRファクトリーでは指定できません。128未満の明るさの色を指定するようにしましょう。
(2003年10月23日更新)
情報アイコンはQRコードがどういう用途のものかをあらわすための絵文字です。情報アイコンはQRコードの下や右につけることができます。アイコンの種類や詳細はQRファクトリーのヘルプをご参照ください。
(2003年10月23日更新)
情報アイコンつきQRコードイメージ
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サンプルの情報アイコンは順に「iモード用のQRコード」で「テキスト表示」の機能に対応し、「複数に分割されている」ことを意味しています。
Microsoft、Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国、およびその他の国における登録商標または商標です。
「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。