機能概要
- コード認識によって得られたデータ中にCNTS:識別子がある場合、端末は次に説明するフォーマットのうち、TYPE:プロパティで指定されたContent-TypeにしたがってBODY:プロパティのパラメータをコンテンツデータにして表示します。
- TYPE:(Content-Type)およびLNG:(Content-Length)については、プロパティ、パラメータともに表示されません。
認識可能なコンテンツとContent-Type
コンテンツ認識機能で認識可能なコンテンツとContent-Typeについては以下のとおりです。
コンテンツとContent-Type
コンテンツの種類 | サポート | Content-Type | |
静止画像 | GIF | ![]() |
image/gif |
JPEG | ![]() |
image/jpeg | |
メロディ | SMF | ![]() |
audio/midi |
![]() |
audio/mid | ||
トルカ | ToruCa | ![]() |
application/x-toruca |
:対応機種のみ対応
フォーマット
コンテンツ認識機能で利用可能なプロパティとパラメータについては以下のとおりです。
コンテンツ認識機能フォーマット一覧表
表示名 | プロパティ名 | iモード対応 コード認識機能 |
対応 | アンカー 表示 |
パラメータの説明 |
![]() |
TYPE: | 2.0 | ![]() |
![]() |
コンテンツデータに対応したContent-Typeを指定します。 |
![]() |
LNG: | 2.0 | ![]() |
![]() |
コンテンツデータのバイト数を10進で指定します。 |
![]() |
BODY: | 2.0 | ![]() |
![]() |
コンテンツデータをバイナリデータの1byte以上で指定します。 |
:対応機種のみ対応
データフォーマット図
記述例
以下は表記上改行していますが、実際には改行を入れないでください。 CNTS:
|
ご注意事項
- 識別子およびプロパティ名と付随するコロン(:)およびセミコロン(;)は半角とします。
- いずれかのパラメータがNULLの場合は認識不可であるため、すべてのプロパティおよびパラメータを1つずつ、TYPE:、LNG:、BODY:プロパティの順で指定してください。
- BODY:プロパティの終端はLNG:プロパティのパラメータによって判断します。
- コンテンツ認識機能により読み込んだコンテンツファイルは、以下の例外を除き一律再配布可です。コンテンツを再配布不可にしたい場合は、本機能を利用しないで、Web To機能を利用してください。
画像データやメロディデータを含むQRコードを印字した紙自体をコピーすれば再配布が可能なことをご認識いただいた上で、コンテンツ提供いただくことを推奨します。
「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。