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海外旅行に行くならベストシーズンを狙おう

せっかくの海外旅行で「お目当てのイベントを体験できなかった」「天気が悪くて観光を楽しめなかった」と後悔しないために、ベストシーズンをチェックしておきましょう。ここでは海外旅行先として人気のアメリカ、ヨーロッパ、アジアなどの目的別ベストシーズンと気候についてご紹介します。

海外旅行に行くならベストシーズンを狙おう
目次

アメリカの目的別ベストシーズンと気候

アメリカの目的別ベストシーズンと気候

国土面積が日本のおよそ25倍というアメリカは、地域によって気候が大きく違います。東海岸エリアと西海岸エリアで日本人旅行者に人気の4都市をピックアップしてご紹介します。

東海岸エリア

ニューヨーク

【目的別ベストシーズン】

観光

タイムズスクエア、世界三大美術館の一つに数えられるメトロポリタン美術館、自由の女神像など、見どころの多いニューヨークを散策するなら、過ごしやすい気候の4~6月と9、10月がおすすめです。

イベント

6~10月にはセントラルパークをはじめ市内各地の公園で、ジャズやオペラなど、さまざまな分野のコンサートが開催されます。また、アメリカ独立記念日の7月4日は全米一の規模となる花火大会が開催され、街全体が盛り上がります。

ショッピング

ブラックフライデーや年末セールが開催される11月後半以降が狙い目です。

【気候】

春(3~5月)は15~25℃と過ごしやすく、夏(6~8月)は高温多湿で30℃を超える日が続きます。秋(9~11月)の序盤は20℃前後と過ごしやすい気温ですが、冬が近づくにつれて9℃前後まで気温が下がります。冬(12~2月)は1~4℃と寒さが厳しく雪が降る日も多くなります。

ワシントンD.C.

【目的別ベストシーズン】

観光

ホワイトハウス、リンカーン記念堂など、政治の中心地ならではのワシントンD.C.を散策するなら、過ごしやすい気候の4~6月と9、10月がおすすめです。

イベント

3月下旬~4月中旬にかけて「全米桜祭り」が開催されます。この時期はパレードなどのイベントも多く、街全体でお祭りの雰囲気を楽しめます。

【気候】

春(3~5月)は13~22℃、夏(6~8月)は高温多湿で30℃を超える日が続きます。秋(9~11月)の序盤は20℃前後と過ごしやすい気温ですが、冬が近づくにつれて8℃前後まで気温が下がり、冬(12~2月)は1~3℃と寒さが厳しく雪が降る日も多くなります。

西海岸エリア

ロサンゼルス

【目的別ベストシーズン】

観光

人気のテーマパークやハリウッドなど、屋外の観光スポット巡りを楽しむなら、過ごしやすい気候の4~6月と9~11月がおすすめです。

ビーチリゾート

サンタモニカビーチやベニスビーチを楽しむなら、日照時間が長く雨の少ない7、8月がおすすめです。

【気候】

春(3~5月)は15~20℃、夏(6~8月)は30℃近くになる日もありますが、湿度が低く比較的過ごしやすい気候です。秋(9~11月)は16~22℃、冬(12~2月)は15℃前後と、1年を通して温暖で快適に過ごせます。4~10月は乾季と呼ばれるほど、極端に降水量が少なくなるのも特徴です。

ラスベガス

【目的別ベストシーズン】

観光

エンターテインメントの街、ラスベガスの華やかな雰囲気を楽しむなら、過ごしやすい気候の春(3~5月)と秋(9~11月)がおすすめです。カジノや巨大なショッピングモール、多彩なショー、各国をモチーフにしたホテルなど、他の都市にはない街全体の世界観が魅力です。
また、世界遺産のグランドキャニオン国立公園など、大自然の観光を楽しみたい場合にも、新緑の季節である春(3~5月)と紅葉の季節である秋(9~11月)がおすすめです。

【気候】

朝晩の気温差が大きく、1年を通して降水量がとても少ない気候です。春(3~5月)は15~25℃、夏(6~8月)は31~34℃と気温は上がりますが、湿度が低いため蒸し暑さはありません。夏が過ぎると徐々に気温が下がり、秋(9~11月)は13~28℃、冬(12~2月)は8~11℃ほどになります。

ヨーロッパの目的別ベストシーズンと気候

ヨーロッパの目的別ベストシーズンと気候

多数の国・地域によって形成される広大なヨーロッパは、東欧、西欧、南欧、北欧とエリアによって気候の特色が異なります。各エリアから4か国をピックアップしてご紹介します。

ハンガリー

【目的別ベストシーズン】

観光

「ドナウの真珠」と称され、世界遺産にも登録されているブダペストの街並みを散策するなら、過ごしやすい気候の4~9月ごろまでがおすすめです。また、ブダペストには世界有数の温泉がありますが、最も有名なセーチェニ温泉には屋内外あわせて10以上の温泉とプールがあり、1年を通して楽しめます。

イベント

2月には、南部の町モハーチで「ブショーヤーラーシュ」と呼ばれる謝肉祭が行われます。かつてオスマン帝国軍を追い払うために考案されたという恐ろしい風貌の「ブショー」が、荒々しい音をたてながら大行進をする奇祭で、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。また、ブダペストでは11月下旬から1月初旬にかけて国内最大規模のクリスマスマーケットが開催され、ショッピングやイルミネーションを楽しめます。

【気候】

ブダペストなどの中央部では、春(3~5月)は6~17℃、夏(6~8月)は20~22℃まで気温が上がり、秋(9~11月)は5~17℃、冬(12~2月)は0℃近くまで気温が下がります。夏でも朝夕は涼しく、羽織物を1枚は持っておきたい気候です。

ドイツ

【目的別ベストシーズン】

観光

ロマンティック街道沿いにある旧市街ローテンブルクの街歩き、ノイシュヴァンシュタイン城への観光には、過ごしやすい気候の5~9月がおすすめです。

イベント

多くの音楽祭や野外イベントは夏(6~9月)、世界最大規模のビール祭り「オクトーバーフェスト」は秋(9月中旬~10月上旬)に開催されます。また、11月下旬からクリスマスマーケットが国内各地で開催され、グルメやショッピングを楽しめます。

【気候】

ベルリンなどの東部では、春(3~5月)は5~15℃、夏(6~8月)も17~20℃と涼しく、秋(9~11月)は5~15℃、冬(12~2月)は0℃近くまで気温が下がります。
ミュンヘンなどの南部では、春(3~5月)は4~13℃、夏(6~8月)も14~18℃とあまり気温が上がりません。秋(9~11月)は4~14℃、冬(12~2月)は氷点下になる日が多くなります。

スペイン

【目的別ベストシーズン】

観光

マドリード王宮、バルセロナのガウディ建築、グラナダのアルハンブラ宮殿などスペイン各地の史跡巡りには、過ごしやすい気候の4~6月と9、10月がおすすめです。

イベント

パンプローナの「牛追い祭り」は7月、バレンシア州のブニョールでは毎年8月に「トマト祭り」が開催されます。また、スペインのクリスマスは1年で最も盛大なイベントであり、11月下旬から1月初旬まで華やかなイルミネーションを楽しめます。

【気候】

マドリードなどの中央部では、春(3~5月)は10~16℃、夏(6~8月)は湿度が低い一方、30℃近くまで気温が上がります。夏が過ぎると徐々に気温は下がり、秋(9~11月)は9~21℃、冬(12~2月)は5℃前後となります。
バルセロナなどの北東部では、春(3~5月)は11~17℃、夏(6~8月)は25℃前後、秋(9~11月)は12~21℃、冬(12~2月)は9℃前後と1年を通して気温差が比較的少なく、湿度も低いため過ごしやすい気候です。

フィンランド

【目的別ベストシーズン】

観光

ヘルシンキの観光には青空が広がり緑鮮やかな夏(6~8月)がおすすめです。また、オーロラ鑑賞には秋(9、10月)と冬(2、3月)、本場のクリスマスの雰囲気を味わうのであれば12月がおすすめです。

イベント

ヘルシンキでは、10月の第1日曜からの7日間にわたり「ニシン祭り」が開催されます。1743年から続く伝統的なマーケットで、港に集まった漁船では漁師が魚を販売し、会場のマーケット広場には、ニシン料理や伝統工芸品など、さまざまな屋台が並びます。

【気候】

ヘルシンキで1年のうち最も暑くなる7月の平均気温は21℃前後。東京の春や秋のような気温ですが、日差しが強く、日焼け対策が必要です。8月中旬からは日が短くなり、秋の気配が漂います。12~3月の平均気温は氷点下で、防寒対策が欠かせません。
また、夏と冬の日照時間の極端な長さ・短さも特徴的です。北部のラップランド地方では、夏(6月初旬~7月初旬)には1日中太陽が沈まない「白夜」、冬(12月)には太陽が地平線の上に昇ることのない「極夜」があることでも知られています。

東南アジアの目的別ベストシーズンと気候

東南アジアの目的別ベストシーズンと気候

東南アジアは1年を通して平均気温が25℃以上と温暖で、雨季と乾季に分かれているのが特徴です。国・地域によって雨季と乾季のシーズンは異なりますが、今回は2か国をピックアップしてご紹介します。

タイ

【目的別ベストシーズン】

観光

バンコク王宮周辺3大寺院(ワット・プラケオ、ワット・ポー、ワット・アルン)、世界遺産の遺跡群があるアユタヤを散策するなら、雨が少なく気温が比較的低い11~2月がおすすめです。雨季である6~10月には川の水量が増えるため、バンコク郊外にあるカオヤイ国立公園内ではラフティングやキャニオニングなどのアクティビティを楽しめます。

イベント

タイでは1年を通してさまざまなお祭りが開催されます。チェンマイでは、10、11月の満月の日に無数のランタンが夜空に上がる「イーペン祭り」、2月にはパレードやナイトマーケットも楽しめる「花祭り」が開催されます。4月の旧正月にタイ全土で開催される「ソンクラーン」は別名水かけ祭りと呼ばれ、観光客も参加できるユニークなお祭りです。

【気候】

バンコクの年間平均気温は約29℃で、1年を通して高温多湿の気候です。また、雨季(6~10月)と乾季(11~2月)の間に暑季(3~5月)という1年で最も暑い季節があります。

インドネシア

【目的別ベストシーズン】

観光

インドネシアにはジャワ島やバリ島など数多くの島々があります。バリ島のタユン・アユン寺院などの歴史的建造物、オランウータンなど野生動物のいるカリマンタン島の国立公園、バリ島のビーチリゾートなど多くの観光スポットを楽しむなら、乾季のなかでも気候が安定して爽やかな晴れが続く7~9月がおすすめです。

イベント

ジャワ島のボロブドゥール寺院遺跡では、夜空に浮かぶランタンが幻想的な雰囲気の「ワイサック祭」が5、6月の満月の日に開催されます。

【気候】

インドネシアの年間平均気温は27~28℃で、1年を通して気温の変化はほとんどありません。季節は雨季(11~3月)と乾季(4~10月)の2つに分かれます。雨季には午後に雨が降ることが多く、湿度の高い日が続きます。一方、乾季は湿度が低くなり、快晴の日が続くという特徴があります。

オーストラリアの目的別ベストシーズンと気候

オーストラリアの目的別ベストシーズンと気候

南半球に位置するオーストラリアでは、北半球の日本と季節が逆になります。また、温暖な北部に対して南部は涼しいというように、南北で気候も異なります。今回は日本人旅行者に人気の2つの都市をピックアップしてご紹介します。

ケアンズ

【目的別ベストシーズン】

観光

世界最古の熱帯雨林に隣接するキュランダ村やキュランダ鉄道で景色を楽しむなら、雨季の終わりで降水量も少なくなる4~5月上旬と、暖かく風が穏やかになる10、11月がおすすめです。

ビーチリゾート

グレートバリアリーフでマリンスポーツやクルーズを楽しむなら、乾季の終わりで暖かく、風が穏やかになる10、11月がおすすめです。

【気候】

年間平均気温は約26℃と温暖な気候で、雨季(12~5月)と乾季(6~11月)の2つに分かれます。雨季は高温多湿ですが、乾季は気温が下がり湿度も低く過ごしやすい日が多くなります。

シドニー

【目的別ベストシーズン】

観光

オペラハウス、ハーバーブリッジなどの観光スポット巡りや、タロンガ動物園を楽しむなら、過ごしやすい気候の9~11月と3~5月がおすすめです。

イベント

大晦日のカウントダウン花火、新年を祝うエンターテインメントやアクティビティなど、年末年始を迎える12~2月には魅力的なイベントが多く開催されます。

【気候】

春(9~11月)は15~19℃、夏(12~2月)は21~22℃、秋(3~5月)は15~21℃、冬(6~8月)は11~12℃と1年を通して気温差が比較的少なく、過ごしやすい気候です。

天気の変わりやすい地域では、スマホや携帯電話で天気予報をチェック!

天気の変わりやすい地域では、スマホや携帯電話で天気予報をチェック!

旅行のスケジュールは立てたものの、現地の天気に左右されることもありますので、事前に天気予報アプリをスマホにいれておくとよいでしょう。
旅行先で最新の天気予報を把握できれば、スケジュールの変更が必要となった場合でも臨機応変に対応することができます。

しかし、海外でスマホを使用する際に心配なのが通信料ではないでしょうか。
ドコモユーザーであれば、利用したいタイミングで必要な期間を選んで利用できる「世界そのままギガ」と、事前の申込みは不要でデータ量を気にせず利用できる「世界ギガし放題」という、海外で使える2つのデータ定額サービスからどちらかを選んでご利用になれるのであんしんです。

「世界そのままギガ」「世界ギガし放題」の対象国・地域、および利用可能な料金プランについては、ページ下部の関連リンクからご確認ください。

まとめ

今回は、海外のさまざまな国・地域の目的別ベストシーズンと気候についてご紹介しました。
気候の特徴をしっかりと把握したうえで、旅行の目的に合った最適なタイミングで計画を立てられるといいですね。

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