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【海外出張・留学】スマホや携帯電話はどうすればいい?

海外出張や留学の際「日本で契約しているスマホや携帯電話をどうすればいいかがわからず困った」という話をよく聞きます。ここでは、渡航前に確認しておきたいこと、注意点について解説します。

【海外出張・留学】スマホや携帯電話はどうすればいい?
目次

海外出張先や留学先でスマホや携帯電話を使用するには

海外出張先や留学先でスマホや携帯電話を使用するには

海外への出張・留学が決まって、まず気になるのが「日本で契約しているスマホや携帯電話は渡航先でも使用できるのか?」ということではないでしょうか。

前提として、現在使用しているスマホや携帯電話が現地の周波数帯に対応している必要がありますが、海外で使用することは可能です。

ただし、海外で使用する場合は「ローミング通信」となり、使用用途によって費用が大きく異なります。

費用と手間がかからない方法を選ぶために、滞在期間を軸に考えてみましょう。今回は、1か月以内の「短期滞在」と3か月以上の「長期滞在」の2つのケースでおすすめの方法を解説していきます。

短期滞在:日本で契約しているスマホや携帯電話を使用する

短期滞在:日本で契約しているスマホや携帯電話を使用する

海外出張・留学が短期間で、データ通信や通話を行う期間が短いのであれば、「日本で契約しているスマホや携帯電話をそのまま使用する」という方法がおすすめです。

おすすめの理由として大きく2点あります。
1点目は手間や時間がかからない、ということです。海外用のWi-Fiルーターや携帯電話をレンタルすると機器の受取り・返却の手続きが必要となり、持ち運びする荷物も増えてしまいますが、いつものスマホや携帯電話であればこのような心配はありません。
2点目は費用面の負担を軽減できることです。Wi-Fiルーターなどをレンタルした場合と比較して、飛行機での移動時間や、データ通信を行わない間の料金を節約することが可能です。

いつものスマホや携帯電話を海外でもあんしんして使用するためにも、「ローミング通信」について理解しておきましょう。
ローミングとは何か、どういうときに料金が発生するのか、仕組みについて解説していきます。

ローミングって何?

日本で契約しているスマホや携帯電話で、国内においてデータ通信や通話、SMSを行う際は、契約している携帯電話事業者の通信設備へ接続しています。
しかし、海外で使用する場合は現地の携帯電話事業者の通信設備を経由し、日本の通信設備へ接続する必要があります。この仕組みを「国際ローミング」といいます。

「国際ローミング」には、大きく分けて「通話とSMSのローミング」と「データローミング」の2種類があります。
どちらも使い方や料金体系が日本国内とは異なりますので、契約している携帯電話事業者のサービスをよく確認しておきましょう。

高額請求になるのはどんなとき?

契約している携帯電話事業者が、海外で使えるデータ定額サービスの「対象外」としている国・地域でスマホや携帯電話を使用すると、データ量に応じて通信料がかかるため、高額請求となる場合があります。

日本人旅行者に人気の渡航先では、ほとんどが海外で使えるデータ定額サービスの対象となっていますが、携帯電話事業者によって対象となる国・地域や適用条件が異なりますので、事前に確認しておきましょう。

また、スマホや携帯電話などにインストールされているアプリには、定期的に情報を更新するため、自動でデータ通信を行うものがあります。これらはバックグラウンド通信といい、意図せずデータ通信料が発生するため、利用しないときはバックグラウンド通信の設定、もしくは「データローミング」の設定を「オフ」にしておくとあんしんでしょう。

渡航先が海外で使えるデータ定額サービスの対象エリアか、海外でスマホや携帯電話を使用するときの設定について事前に確認しておくことが大切です。

海外で使えるデータ定額サービス

海外で使えるデータ定額サービスは、大きく分けて2種類あります。1つは日本国内で契約しているデータ定額サービスのデータ容量を海外でも利用できるようにする「国内連動型」、もう1つは海外専用のデータ定額サービスとなる「海外専用型」です。

ドコモの「世界そのままギガ」は「国内連動型」で、海外到着後に利用したいタイミングで利用開始ができる便利なデータ定額サービスです。渡航先の国や地域によって利用できるプランが異なりますが、1時間200円~など、リーズナブルな料金設定も魅力の1つです。

「海外専用型」の「世界ギガし放題」は、どれだけ利用しても速度制限のない、1日あたり最大2,980円の海外で使えるデータ定額サービスです。データ量を気にせず利用したい方におすすめです。

「世界そのままギガ」「世界ギガし放題」の対象国・地域、および利用可能な料金プランについては、ページ下部の関連リンクからご確認ください。

「世界そのままギガ」は初回利用の前に申込み(無料)が必要です。

長期滞在:現地のSIMカード、スマホや携帯電話を購入

長期滞在:現地のSIMカード、スマホや携帯電話を購入

海外出張・留学が長期間の場合は、現地で使用可能なSIMカード、スマホや携帯電話を購入する方法もあります。

SIMフリーのスマホや携帯電話をお持ちの場合、現地で購入したSIMカードと入れ替えるだけで使用できますが、SIMロックがかかっている場合や、現地事業者の周波数帯に対応していない場合は、現地でスマホや携帯電話の購入なども検討しましょう。

なお、SIMロックがかかっているスマホや携帯電話でも、条件を満たせばロックを解除することが可能です。契約している携帯電話事業者の公式サイトや店頭で確認して、渡航前に手続きを済ませておきましょう。

日本で契約しているスマホや携帯電話の電話番号を維持するには

海外赴任や留学によって、長期間利用しない場合でも、日本で契約しているスマホや携帯電話は、毎月の基本使用料などがかかります。もし解約した場合、毎月の基本使用料などはかかりませんが、帰国後に改めて携帯電話事業者と契約することになるため、現在の電話番号やメールアドレスは利用できません。

電話番号やメールアドレスを帰国後も再度利用したい、という場合は最低限の費用で長期間維持する方法を携帯電話事業者に確認してみましょう。

ドコモでは、長期間利用しない場合に、最長6年間電話番号とメールアドレスの保管ができる「電話番号保管」サービスがあります。帰国後に解除手続きをするだけで、通常契約に変更することができるので、解約するよりも利用再開時の手間が少なくて済むのも注目したいポイントです。

「メールアドレス保管」のみのお申込みはできません。

海外出張先や留学先であんしんして過ごすために

海外出張先や留学先であんしんして過ごすために

今回は、海外出張・留学時のスマホや携帯電話について解説しました。

仕事や修学を伴う渡航には、海外旅行とは違った緊張感があるかもしれません。はじめての海外出張や留学の場合は不安を抱えている方もいらっしゃるでしょう。

日本で日常的に使用しているスマホや携帯電話は、海外という不慣れな場において「日本とつながることのできる連絡ツール」「言語の壁を解消する翻訳ツール」「不慣れな文化に対応するための検索ツール」という心強いアイテムです。

海外でもあんしんして使用できるように、滞在期間に合わせて最適な方法を選び、準備を行っておきましょう。

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