建物サステナビリティ設計ガイドラインの具体的取組み
NTTドコモR&Dセンタ
神奈川県三浦半島の丘陸地に整備が進む「横須賀リサーチパーク(YRP)」。 移動通信技術に関する世界的な研究開発拠点として計画されたハイテク研究施設群の一角に、1998年3月、「NTTドコモR&Dセンタビル」が竣工。
周囲の豊かな自然環境と調和する施設の内部には、研究開発に専念できる最適な環境が整い、将来を見据えたインフラ整備も万全。また免震構造を採用した建設設計や、地球環境を配慮した太陽光発電、コ・ジェネレーションシステムなど、数多くの特長を備えています。
施設名称:NTTドコモR&Dセンタビル
所在地:神奈川県横須賀市光の丘3-5
用途:研究開発施設
風力発電
自然の風を利用して発電させる装置です。
太陽光発電設備
太陽電池によって発電された直流電力を、交流に変換し供給しています。
施設名称:R&Dセンタ2号館
太陽光発電
クリーンなエネルギーである太陽光で発電し商用と系統連結しています。
照明制御
人をセンサ(熱線)で感知し照明の点灯点滅、調光により電力をセーブしています。
ガス発電機
二酸化炭素やSoxの排出の少ない都市ガスを使用し排ガスは冷凍機で利用しています。
排熱直接変換冷凍機
ガスエンジンの排熱を利用し吸収式冷凍機を運転しています。
中水設備
雨水、冷却塔ブロー水をろ過、消毒して便器の洗浄、築庭の散水に使用しています。
生ゴミ処理機
生ゴミをバイオ(微生物)で処理して最大96.7%の減量効果がえられます。
ゴミ処理機(コンパクタ)
可燃物をコンパクターコンテナ方式によりコンパクト化し排出しています。
氷蓄熱システム
夜間電力により蓄熱(製氷)をおこない昼間に冷房で活用しています。