日々の取組み

「エスコンフィールドHOKKAIDO」で取組んだ通信品質改善。
お客さまへ、つながる感動を

INDEX

2023年、北の新たなランドマークとして誕生した「北海道ボールパークFビレッジ」。プロ野球・北海道日本ハムファイターズの新本拠地であり、野球観戦の枠を超えた多様なエンターテインメントを提供するボールパークとして、開業以来多くの来場者が訪れ賑わいを見せています。この魅力あふれるボールパークにおいて、通信環境の品質維持・改善のためのドコモの取組みをご紹介します。

これまでにない球場での体験を支える、ドコモの挑戦

エスコンフィールドHOKKAIDOは、北海道北広島市のFビレッジ内に位置する敷地面積約5ha・収容人数約35,000人の観客席を有する開閉式屋根付き球場です。野球観戦はもちろんのこと、厳選されたグルメやスポーツアミューズメントに加え、世界初となるフィールドを一望できる球場内の天然温泉・サウナ付きホテルやクラフトビール醸造レストラン、国内屈指の規模を誇る大型ビジョンなど多彩な施設、設備が併設されています。これにより、従来のスタジアムの枠を超えた、自由度の高い新しい楽しみ方や価値体験を提供する空間として誕生しました。

進化し続けるFビレッジと先行した品質強化に向けて

開業以来、無線装置の増設や出力調整、ソフト対策によりデータ処理能力を拡大しました。さらに周波数帯の帯域を拡張し、一度に流せるデータ量を増やすことでより多くのお客さまが安定して通信できるように強化しました。加えて、特にライトスタンド、3塁側内野席、センター後方席には、局所的にアンテナを増強することで、通信品質を改善しました。これらの対策は通常、工事実施に向けた設計や物品・回線調達、施工など本来1年程度かかる大規模なものですが、各工程を並列に進める手法に取組むことで、わずか1か月半という短工期を実現しました。対策に携わるドコモ、通信建設会社が一丸となり挑んだ結果、大規模な通信にも問題なく対応、通信速度も向上し、来場者にご満足いただける通信環境を構築することができました。これらの対策を行い迎えた2025年4月1日のエスコンフィールドHOKKAIDOの開幕戦。前年とは比較にならないほど安定した通信環境が実現し、スタジアム全体で、SNSの利用やキャッシュレス決済をストレスなくご利用いただける環境を提供することができました。

2025年の開幕戦の試合中の風景

北海道ボールパークFビレッジは、北海道にとって地域の象徴ともいえる重要な施設です。ファイターズさまも、来場者にこれからも新たなワクワク感を提供するため、さまざまな仕掛けを次々に展開されるとお聞きしています。ドコモとしてもこのボールパークにおいて安定した通信環境を整備することは、新たなお客さま体験を生み出すうえで不可欠であり、地域のさらなる活性化にダイレクトにつながる重要なミッションだと考えております。その想いのもと、ドコモは通信改善取組み宣言の一環として「2025年6月末までに、エスコンフィールドHOKKAIDOスタジアム内における設備容量を2.5倍に増強し、混雑時でも快適な通信を提供」を掲げ、この目標を達成しました。
これからも進化し続ける北海道ボールパークFビレッジにおいて、来場者のニーズや通信容量の変化を的確に捉え、いつどんな瞬間でも来場者に特別な驚きと感動をお届けできる通信環境の構築に努めてまいります。

  • 「2025年度 ドコモの通信改善 取組み宣言」については、こちらをご確認ください。
  • 株式会社NTTドコモ北海道支社 ネットワーク部
    エリア推進担当

    山﨑 規司

  • 株式会社ドコモCS北海道
    エリア品質部エリア品質技術担当

    上野 知楽

  • 株式会社ドコモCS北海道
    エリア品質部エリア品質技術担当

    阿部 優之介

  • 株式会社ドコモCS東北
    アクセスリンク建設部 建設推進担当

    矢神 正嗣

このページのトップへ