迷惑メール撲滅に向けたご理解のお願い
迷惑メールの現状・問題
携帯電話発迷惑メールは減少
ドコモ契約者に対する利用停止/契約解除措置、その他iモード・spモードからの迷惑メールを防止するための諸対策の実施および、ドコモ以外の携帯電話/PHS事業者においても同様の対策を実施したことにより、携帯電話/PHS発の迷惑メールは着実に減少しております。
メールアドレス収集を目的とした(インターネット)発の宛先不明メールが大きな問題
迷惑メールには、実在するメールアドレスに無作為に送りつけられるメールの他に、実在するメールアドレスを収集するために送信される大量の宛先不明メールがあり、そのほとんどがパソコン(インターネット)から送信元を詐称して送信されております。お客さまが受信される迷惑メールは減少しておりますが、迷惑メール業者はいまもなお、インターネットから、一日に約9億通を超える大量の宛先不明メールの送信を繰り返しております。
ドコモの取組み方針
ドコモはお客さまに安心して利用いただくため、以下の方針で迷惑メール根絶にむけ取組んでおります。
『ドコモは迷惑メールを送信させない』
ドコモ契約者に対して利用停止/契約解除措置を講じるとともに、iモード・spモードからの迷惑メール送信を防止するための諸対策を講じております。また、インターネットからの迷惑メール送信に関しても、インターネットプロバイダ事業者(ISP)に対し、迷惑メール送信者への対策・措置(利用停止など)を実施するよう、引き続き働きかけをしてまいります。
『メールアドレス収集目的の宛先不明メールをドコモ側でブロックする』
メールアドレス収集目的の宛先不明メールからお客さまのメールアドレスを守るためにも、今後も引き続き受信ブロックを実施してまいります。
『迷惑メールを受け取らない設定機能をお客さまに提供する』
個別に携帯電話事業者や、アドレス・ドメインを指定して受信/拒否を行う設定や、出会い系サイトなどの特定のURLが付いたメールを拒否する設定、大量に送信されたドコモドメインからのメールを拒否する設定などがございます。
また、迷惑メール対策において、どの設定をしたら良いのか分からない方のために、これらのおすすめ対策を一括で設定できる「かんたん設定」もご用意しております。
さらに、2014年12月から、spモードご利用者向けに、ドコモメールで受信する迷惑メールを自動でブロックする「迷惑メールおまかせブロック」を提供するなど、随時新たな機能の提供を検討しております。
2022年3月から、SMS拒否機能を拡張し、フィッシングと判定されたSMSを拒否することができる「危険SMS拒否」の提供を開始しました。
受信ブロックおよびパソコン(インターネット)からのメールの滞留について
受信ブロックの必要性
受信ブロックを実施しなければ、ドコモの設備が輻輳し、全国的にEメールサービスを提供できなくなるほか、お客さまのメールアドレスが迷惑メール業者に収集・名簿化され、迷惑メールの受信につながる恐れがあります。
パソコン(インターネット)からiモード・spモードへ送信されるメールの滞留について
受信ブロックにより拒否されたメールは、送信側インターネットプロバイダ事業者などの設備に滞留し、当該設備を利用した受信ブロック対象外のメール送信が、一時的に滞るなどの影響がおよぶ場合がございます。ドコモでは、善良なお客さまに影響がおよぶことのないよう、送信側プロバイダに対し、当該滞留事象に対する対処や迷惑メール送信者に対する対策・措置(利用停止など)を実施するよう働きかけをしております。
パソコン(インターネット)などからiモード・spモード宛にメールを配信されるお客さまへのお願い
送信先のお客さまがメールアドレスを変更された場合、メールアドレスの使用をやめた場合にも、宛先不明メールとなります。
メールを配信されるお客さまには、送信できなかったメールアドレスの確認・修正・除去など、定期的なアドレスリストのメンテナンスを推奨いたします。
なぜ迷惑メールが届くの?
お客さまに対して一方的に送信されてくる迷惑メール。ドコモでは、迷惑メールからお客さまをお守りするため、日々対策を行っておりますが、下の図のような悪質な手口と悪循環により、迷惑メールが送信され続けているのが現状です。
ドコモとして、iモード/spモードセンターでメールの内容を事前に判別することができれば、お客さまへの迷惑メール送信を防ぐことができますが、電気通信事業者は法律により「通信の秘密」を守る義務があるため、メールの内容を確認することはできません。お客さまに安心してiモード/spモードをご利用いただくために、迷惑メールを受け取らない対策設定のご利用をお願いします。