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第11回技術経営・イノベーション大賞「総務大臣賞」受賞

2023年2月13日,一般社団法人科学技術と経済の会(JATES:Japan Techno-Economics Society)により第11回技術経営・イノベーション大賞の表彰式が行われ,「リアルタイム版国内⼈⼝分布統計(モバイル空間統計®)とAI活⽤による応⽤事例」にて,代表取締役副社⻑の⽥村 穂積,代表取締役副社⻑の前⽥ 義晃,常務執⾏役員(CTO)の⾕ 直樹,クロステック開発部の平松 孝朗,寺⽥ 雅之,ウォレットサービス部の⽥原 務,株式会社ドコモ・インサイトマーケティング 代表取締役副社⻑の三村 淳,エリアマーケティング部の鈴⽊ 俊博が総務大臣賞を受賞しました.

JATESでは,我が国においてイノベーションを興し経済成長や産業競争力の強化に繋げることを目的とし,技術の新規事業化(市場化),標準化,オープン型の技術開発,産学・産々連携などにおける世の中を変革する優れたイノベーション事例を選定,表彰しています.

本受賞案件は,2013年に商用化し広く活用されているモバイル空間統計®において,プライバシー保護と統計精度の確保の両立をリアルタイムで行う技術を新たに確立・適用し,2020年に商用化しています.

特に昨今のコロナ禍においては,厚生労働省などと連携して感染症対策サイトなどにて正確な人流データや人口マップを迅速に公開し,新型コロナウイルス感染症拡大の防止に寄与しました.さらに,本統計と各業界データを統合したさまざまなAIソリューションを創出しており,世界で初めて実用的な精度で数時間先の渋滞予測に成功した「AI渋滞予知」をはじめ,マーケティング・交通需要予測,災害対応・環境改善などにて大きな成果を収めています.

このように本統計は,精度が高くリアルタイムな人口推計技術として技術的にも非常に優れている点,さまざまな活用方法により新たなAIサービスを多く創出し,それらが社会問題の解決や経済・産業の活性化に多大に貢献している点などが高く評価され,今回の受賞となりました.今後も,より高度な技術開発と,本統計を活用したAIサービスの適用拡大に努め,社会や産業のさらなる発展をめざします.

(左から)鈴木,⽥村,鈴木信也氏(総務省・プレゼンター),平松

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