健診データからの健康リスク予測技術の開発

近年、従業員などの健康管理を、生産性向上や労働力確保といった経営的な観点で捉える健康経営という概念が重要視されてきている。社員の健康増進が結果として企業の業績アップや価値を高めることにつながるという概念である。その施策として、機械学習を用いた健康予測の実施が進んでいるが、学習モデルがブラックボックスとなっており、なぜそのような予測になるのか説明できないため、ユーザが納得できる解釈を提示することが望まれている。そこでドコモは、健康リスクの予測とその解釈を適切にできるモデル、および予測に基づきリスクを減らすための生活習慣レコメンドを行うサービスを開発した。予測結果と納得感ある解釈により、ユーザが自身の健康と日々の行動との関連を意識し、行動変容を起こして健康増進を図ることを目的としている。健康診断データの活用によりユーザの健康リスクの可視化が可能となり、健康増進に貢献することで健康経営につなげていくことが期待される。

PDF「健診データからの健康リスク予測技術の開発」(PDF形式:1,526KB)

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