OSバージョンアップ時のアプリケーション試験効率化

スマートフォン向けOS のバージョンアップに伴うアプリ開発において、OS提供元が公開する技術情報だけでは予測できない不具合を検出するためには試験項目をより多く実施する必要があり、近年のアプリ開発でコスト上昇につながる要因となっている。本研究では、OSバージョンアップ前後の新旧OS間のコードの差分情報を基に、OSバージョンアップで影響のあるアプリコードを試験工程と関連付けたうえで、試験項目ごとに影響のあるアプリコードのテストカバレージ情報を用いてOSコード差分から影響を受ける試験項目を抽出する方式を提案する。
なお、本提案とツールへの実装の取組みでは、株式会社セックをパートナーとし、2015年1月より共同研究を開始している。

PDF「OSバージョンアップ時のアプリケーション試験効率化」(PDF形式:1,903KB)

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