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技術解説

建設DX点群活用クラウドプラットフォーム
~現場から、誰でも簡単に点群データを活用~

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建設現場における点群活用の「3つの壁」

建設現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)としてLiDARやドローンの導入が進んでいますが、
取得したデータの取扱いには、既存のインフラやワークフローでは解決できない大きな課題が残されています。

課題 01

膨大すぎるデータ容量

高精細な点群データは数GB〜TB級にもおよびます。そのままでは5G回線でも帯域を圧迫し、クラウドストレージのコストも肥大化し続けてしまいます。

課題 02

高スペックPCへの依存

億単位の点群を表示するには高価なGPU搭載ワークステーションが必須です。一般的な現場用タブレットやノートPCではデータを開くことすらできず、共有が進みません。

課題 03

目視・手作業の限界

せっかく3Dデータ化しても、鉄筋の本数確認や出来形計測は結局モニター越しに「人の目」で数えているのが実情です。これでは省人化やミスの削減には繋がりません。

ドコモの点群活用クラウドプラットフォームがすべて解決します

それを解決するのが、ドコモの点群クラウド活用プラットフォームです。これを使えば、建設現場で日々発生する検査業務や点群データ伝送業務の時間を削減し、建設業界を大きく変えることができます。本プラットフォームは、5GネットワークやMEC(Multi-access Edge Computing)、さらに独自の先端技術によって実現したソリューションであり、ドコモならではの技術が多数含まれています。

点群活用クラウドプラットフォーム概要

ドコモが独自開発した4つのコア技術

5G/MECの高速・低遅延ネットワークと、ドコモ独自の処理エンジンを組み合わせることで、
建設現場のボトルネックとなっていた「大容量データの壁」と「処理負荷の壁」を突破します。

Technology 01
開発中

LiDAR直伝送エンジン
(リアルタイムストリーミング)

従来の課題:膨大すぎるデータ容量

従来はスキャンデータをSDカードに保存し、事務所に戻ってPCに取り込み、数時間かけてアップロードする必要がありました。

技術による解決

計測用LiDAR端末のみを用いて現場から直接クラウドへデータをストリーミング伝送します。取得データは即座に共有されるため、従来の手間(データ転送やアップロード作業)を省き、遠隔地にいる管理者もリアルタイムに現場状況を確認可能です。

LiDAR直伝送エンジン イメージ図
高効率圧縮エンジン イメージ図
Technology 02
技術確立済

高効率圧縮エンジン
(MPEG G-PCC準拠)

従来の課題:膨大すぎるデータ容量

点群データは数GB〜数TBにもおよび、そのままでは回線を圧迫し、クラウドストレージのコストも増大させていました。

技術による解決

点群圧縮の国際標準規格「MPEG G-PCC」に準拠した独自の圧縮アルゴリズムを開発。ミリ単位の精度が求められる計測データを損なうことなく(可逆圧縮)、データサイズを最大で約1/10まで圧縮※可能です。これにより、5Gの帯域を効率的に使用し、ストレージコストも大幅に削減します。
※対象データの疎密により圧縮率は変動します。

Technology 03
技術確立済

クラウドレンダリング
(高精度3Dデータ閲覧編集)

従来の課題:高スペックPCへの依存

億単位の点群データを表示・編集するには、高価なGPUを搭載したワークステーションが必要で、現場での活用や共有が困難でした。

技術による解決

描画負荷の高い処理をすべてクラウド(MEC)上のGPUサーバーで実行し、端末には映像としてストリーミング配信します。これにより、汎用的なタブレットやノートPC、スマートフォンでも、遅延なく高精細な3D点群モデルをサクサク操作・閲覧できます。現場の誰もが、手元の端末で最新データを確認できるようになります。

クラウドレンダリング イメージ図
物体認識AIエンジン イメージ図
Technology 04
開発中

物体認識AIエンジン
(3Dセマンティックセグメンテーション)

従来の課題:目視・手作業の限界

配筋検査や出来形管理は、手作業での計測や写真撮影に依存しており、人による精度のバラつきや、帳票作成の膨大な手間が発生していました。

技術による解決

点群データに含まれる形状特徴をAIが解析し、「これは鉄筋」「これは柱」といった意味(セマンティック)を自動で識別します。鉄筋の本数・間隔・径を自動で計測し、設計データ(BIM/CIM)と自動照合することで、検査業務を自動化。帳票作成までをワンストップで行い、業務効率を劇的に向上させます。

参考動画

活用シーン

配筋検査の省力化

物体認識AIが鉄筋の本数・径・間隔を自動判定。帳票作成時間を大幅短縮。

正確な進捗・原価管理

概算ではなく、点群データに基づいた正確な「予実管理」を実現。手戻りや予算超過を防ぐ。

遠隔地とのリアルタイム共有

現場に行けない発注者や設計者と、クラウド上の3Dデータを共有し、円滑な合意形成。

担当者

小峰 風太
OMINE FUTA
クロステック開発部
都市デザイン技術開発担当

担当者

眞田 佳市郎
SANADA KEIICHIRO
クロステック開発部
都市デザイン技術開発担当

担当者

藤枝 慶弘
FUJIEDA YOSHIHIRO
クロステック開発部
都市デザイン技術開発担当

担当者

佐藤 玲央
SATO REO
クロステック開発部
都市デザイン技術開発担当
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