建設DX点群活用クラウドプラットフォーム
~現場から、誰でも簡単に点群データを活用~
建設現場における点群活用の「3つの壁」
建設現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)としてLiDARやドローンの導入が進んでいますが、
取得したデータの取扱いには、既存のインフラやワークフローでは解決できない大きな課題が残されています。
膨大すぎるデータ容量
高精細な点群データは数GB〜TB級にもおよびます。そのままでは5G回線でも帯域を圧迫し、クラウドストレージのコストも肥大化し続けてしまいます。
高スペックPCへの依存
億単位の点群を表示するには高価なGPU搭載ワークステーションが必須です。一般的な現場用タブレットやノートPCではデータを開くことすらできず、共有が進みません。
目視・手作業の限界
せっかく3Dデータ化しても、鉄筋の本数確認や出来形計測は結局モニター越しに「人の目」で数えているのが実情です。これでは省人化やミスの削減には繋がりません。
ドコモの点群活用クラウドプラットフォームがすべて解決します
それを解決するのが、ドコモの点群クラウド活用プラットフォームです。これを使えば、建設現場で日々発生する検査業務や点群データ伝送業務の時間を削減し、建設業界を大きく変えることができます。本プラットフォームは、5GネットワークやMEC(Multi-access Edge Computing)、さらに独自の先端技術によって実現したソリューションであり、ドコモならではの技術が多数含まれています。
ドコモが独自開発した4つのコア技術
5G/MECの高速・低遅延ネットワークと、ドコモ独自の処理エンジンを組み合わせることで、
建設現場のボトルネックとなっていた「大容量データの壁」と「処理負荷の壁」を突破します。
LiDAR直伝送エンジン
(リアルタイムストリーミング)
従来の課題:膨大すぎるデータ容量
従来はスキャンデータをSDカードに保存し、事務所に戻ってPCに取り込み、数時間かけてアップロードする必要がありました。
技術による解決
計測用LiDAR端末のみを用いて現場から直接クラウドへデータをストリーミング伝送します。取得データは即座に共有されるため、従来の手間(データ転送やアップロード作業)を省き、遠隔地にいる管理者もリアルタイムに現場状況を確認可能です。
高効率圧縮エンジン
(MPEG G-PCC準拠)
従来の課題:膨大すぎるデータ容量
点群データは数GB〜数TBにもおよび、そのままでは回線を圧迫し、クラウドストレージのコストも増大させていました。
技術による解決
点群圧縮の国際標準規格「MPEG G-PCC」に準拠した独自の圧縮アルゴリズムを開発。ミリ単位の精度が求められる計測データを損なうことなく(可逆圧縮)、データサイズを最大で約1/10まで圧縮※可能です。これにより、5Gの帯域を効率的に使用し、ストレージコストも大幅に削減します。
※対象データの疎密により圧縮率は変動します。
クラウドレンダリング
(高精度3Dデータ閲覧編集)
従来の課題:高スペックPCへの依存
億単位の点群データを表示・編集するには、高価なGPUを搭載したワークステーションが必要で、現場での活用や共有が困難でした。
技術による解決
描画負荷の高い処理をすべてクラウド(MEC)上のGPUサーバーで実行し、端末には映像としてストリーミング配信します。これにより、汎用的なタブレットやノートPC、スマートフォンでも、遅延なく高精細な3D点群モデルをサクサク操作・閲覧できます。現場の誰もが、手元の端末で最新データを確認できるようになります。
物体認識AIエンジン
(3Dセマンティックセグメンテーション)
従来の課題:目視・手作業の限界
配筋検査や出来形管理は、手作業での計測や写真撮影に依存しており、人による精度のバラつきや、帳票作成の膨大な手間が発生していました。
技術による解決
点群データに含まれる形状特徴をAIが解析し、「これは鉄筋」「これは柱」といった意味(セマンティック)を自動で識別します。鉄筋の本数・間隔・径を自動で計測し、設計データ(BIM/CIM)と自動照合することで、検査業務を自動化。帳票作成までをワンストップで行い、業務効率を劇的に向上させます。
参考動画
活用シーン
配筋検査の省力化
物体認識AIが鉄筋の本数・径・間隔を自動判定。帳票作成時間を大幅短縮。
正確な進捗・原価管理
概算ではなく、点群データに基づいた正確な「予実管理」を実現。手戻りや予算超過を防ぐ。
遠隔地とのリアルタイム共有
現場に行けない発注者や設計者と、クラウド上の3Dデータを共有し、円滑な合意形成。

担当者

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