営業収益は、「月々サポート」や2014年6月に提供を開始した新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」の影響などによりモバイル通信サービス収入が減少したものの、dマーケットをはじめとしたスマートライフ領域※1の収入が増加したことにより、前年同期に比べ16億円増の1兆769億円となりました。
営業費用は、コスト効率化の取り組みによる販売関連経費やネットワーク関連費用の減少などにより、前年同期に比べ242億円減の8,415億円となりました。
これらの結果、営業利益は前年同期に比べ258億円増の2,354億円となり、当社に帰属する四半期純利益は、前年同期に比べ324億円増の1,688億円となりました。対前年度増収増益となり、年間計画である営業利益6,800億円の達成に向けて、順調な滑り出しとなりました。
- Point
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- 対前年同期 増収増益 年間計画達成に向けて順調な滑り出し
- 純増数、MNP、解約率などのオペレーション数値は大幅改善
- dマーケットや子会社事業などスマートライフ領域の営業利益が好調に推移
2015年度第1四半期の事業運営結果について
第1四半期は、新料金プランの契約者の増加、利用の拡大に努め、加入者数は開始後約1年で2,100万*1を突破しました。3月に開始したドコモ光も、累計申込数が60万*2 に達し、モバイルの利用拡大にもつながっています。純増数やMNP、解約率などのオペレーション数値は大幅に改善し、タブレットなどの2台目需要の拡大により販売数も順調に増加しました。また、dマーケットをはじめとしたスマートライフ領域の収入も順調に拡大しました。
- * 2015年度第1四半期より、解約率の算定方法を変更し、MVNOの契約数および解約数を除外。
- *1 2015年7月6日時点
- *2 2015年7月20日までの累計値
今後の事業運営について
通信事業においては、新料金プランやドコモ光の加入促進と上位プランへの移行促進、スマートフォンへの移行促進とタブレットの拡販などにより、さらなる利用拡大と純増数の獲得をめざします。スマートライフ領域においては、dマーケットの取り組みを加速すると共に、「+d」※2の取り組みを通じて様々なパートナーとの「協創」を推進します。ネットワークにおいては、300Mbpsまで高速化を図ると共に、コスト効率化も徹底的に推し進めます。
これらの取り組みを通じ、年間目標である6,800億円の営業利益達成に向けて、着実な事業運営を行います。
- ※1 スマートライフ領域 「スマートライフ事業」と「その他の事業」を合わせた事業領域のこと。
- ※2 「+d(プラスディー)」 ドコモが持つビジネスアセットを連携させ、パートナーと共に新たな付加価値を協創するビジネスのしくみ。