通信サービスの早期復旧
災害により通信サービスを提供する設備に被害が発生し通信サービスに支障をきたす場合があります。通信設備の本格復旧には修繕等、相応の期間を要する場合があります。
そのような状況においても、通信サービスの早期復旧を実現するため、応急復旧措置を実施できるよう、機材配備や訓練等の備えをしております。
移動基地局車の配備
災害により無線基地局に直接的な被害が発生した場合に、応急復旧措置として、現地に赴きその機能を代替することが可能な移動基地局車や可搬型基地局を全国各地に配備しております。



移動電源車の配備
交換局や無線基地局の周辺に災害が起きた場合に電源が停止すると、システム自体に直接の被害が無くても、通信サービスに大きな支障をきたします。こうしたケースに備え、ドコモでは数段階の電源対策を講じています。
交換局では、電源に異常が発生すると、まず、予備バッテリーが動作し、さらに停電が続くとエンジンが稼働して電源のバックアップを行います。
このほか、停電の長期化対策や無線基地局の救済対策として、大中小の移動電源車を配備しています。日頃から十分な点検・整備を行い、これらの対策が、いざという時に確実に機能するように努めています。



非常用マイクロの配備
災害により光ファイバなどの伝送路が断線した場合において、マイクロ波を利用した無線伝送路を一時的に運用することで、通信の応急復旧ができるよう、非常用マイクロ等の設備を全国に配備しております。



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