生物多様性保全活動

 ドコモグループでは、ICT技術の活用や、各地域での社員やお客さまとの活動を通じて、生態系の保全/回復に取り組んでいます。

香川県

香川の美し海づくり(Sea-Com)

実施場所

屋島西町「長崎の鼻」海岸

直近の活動

【実施日】 2024年7月27日(土曜)
【参加者数】 34名

活動内容

 2024年度の生物多様性保全活動について、これまでの「ドコモの森活動」をリニューアルし、生物多様性保全に資する活動として今回は、「香川の美し海づくり(Sea-Com)」を実施しました。
 具体的には、香川県環境管理課が実施している「かがわ里海大学」の「オーダー講座」として講師を2名お招きし「海の生き物観察」「清掃活動と海ごみの学習(海ゴミと瀬戸内海の生物保護の環境づくりを学習)」を実施しました。
 当日は猛暑のなか、社員およびその家族総勢34名の方に参加いただき、「海の生き物観察」においては、採集の時間は短時間でしたが数種類の生き物が採取でき、その生き物について講師の方から説明を受けました。

 その後、「清掃活動と海ごみの学習(海ゴミと瀬戸内海の生物保護の環境づくりを学習)」として参加者全員で海岸清掃を行い、その後海ごみの学習として講師の方から香川県の海ゴミの状況・ゴミによる生き物への影響・私たちにできることなどについて説明を受けたり、講師からの質問に答えたりしてよりよい活動となりました。
 今後も美しい海岸環境を作るため、生物多様性保全に資する活動に積極的に取り組んでいきます。

愛媛県

愛媛県主催防鹿ネット設置活動

実施場所

松山市高縄山

直近の活動

【実施日】 2024年11月22日(金曜)
【参加者数】 46名

活動内容

 民間企業としてはじめて参加した今回の活動は総勢46名となり、愛媛支店グループからは13名が参加しました。

 実際にシカが食い荒らした現場を見て、地元の山の現状を直接肌で感じ環境保全に対する意識を一層高めることができました。
 環境問題に関するネガティブな情報が多いなか、地域のみなさんと協力して活動を行えたことは大きな励みとなりました。

 模索しながら進めた活動ではありましたが、県職員や地域のみなさんの協力を得て「生物多様性に向けた保全活動」の重要性を再認識することができました。

 今後も愛媛の美しい自然を次世代につないでいけるよう、地域に根差した企業運営を継続してまいります。

高知県

土佐・いの 元気の森

直近の活動

【実施日】 2025年3月22日(土曜)
【参加者数】 25名

活動内容

 ドコモの森「土佐・いの 元気の森」において、ビジネスソリューションズ社員を含んだドコモグループ社員20名、社外からは、いの町森林政策課から3名の支援や、NPO法人ホールアース自然学校、高知大学の名誉教授の協力をいただき合計25名が参加しました。

 当日は春を通り越したような素晴らしい天候に恵まれ、指標種のフジツツジの保全活動を行うことができました。

〈活動内容〉
 1.生物多様性保全に関する基礎講話
 2.「土佐・いの 元気の森」に関する里山利用とその変遷や現状の講話
 3.①シイ・カシ林、②ヒノキ林、③コナラ林を散策しながらの講話
 4.指標種フジツツジを中心とした環境整備

 これまでにない環境学習と整備活動に参加者全員が感激!心地よい汗をかくことができました。
 今後も高知支店グループは生物多様性保全の環境保全活動&地域貢献活動に取り組んでまいります。

徳島県

吉野川河口干潟の絶滅危惧種生物と環境保全活動

直近の活動

徳島環境保全プロジェクトに参加(シオマネキの生息地を守ろう)
【実施日】 2024年8月3日(土曜)
【実施場所】吉野川河口干潟
【参加者数】 3名

勉強会の開催『干潟の生物とゴミからみえる環境保全、干潟保全の楽しみ方』
【実施日】 2024年11月15日(金曜)
【実施場所】ドコモ徳島支店ビル 1F会議室
【参加者数】 32名(リモート参加者含む)

活動内容

 徳島支店では、「ドコモの森」に代わる地域の生態系保全活動の実施に向け、昨年度から徳島県内の関係HPの情報収集、県内開催の講演会などに参加・検討を進めてきました。

 2024年8月3日(土曜)には、総務部社員が新聞社主催の環境保全活動(吉野川干潟の生物観察・清掃活動)に参加、徳島県内で活動する環境保全団体の方々との交流を深め、2024年11月15日(金曜)には「とくしま自然観察の会」の代表である井口利枝子さんを講師としてお迎えし、「干潟の生物とゴミからみえる環境保全、干潟保全の楽しみ方」について勉強会を開催しました。
 会社の近隣干潟に、絶滅危惧種指定生物(シオマネキ)がいる。価値のある自然環境があることに社員が驚きと興味を持ちました。翌日に実施したアドプトプログラム吉野川(吉野川河川敷清掃活動ボランティア)には、いつもより多くの社員が参加し、講演会で学んだ河川敷に生息する生物を観察しながらのゴミ収集となり、生態系保存というプラスの視点を持った清掃活動となりました。

 今後も、地域の方々とともに、地域の希少生物や自然環境が後世に残るよう環境保全活動に取り組むとともに、交流のあるNPO法人の悲願である四国初のラムサール条約の登録に向け、一助となるよう取り組んでいきます。

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