生物多様性保全活動
ドコモグループでは、ICT技術の活用や、各地域での社員やお客さまとの活動を通じて、生態系の保全/回復に取り組んでいます。
香川県
香川の美し海づくり(Sea-Com)
実施場所
屋島西町「長崎の鼻」海岸
直近の活動
【実施日】 2025年5月31日(土)
【参加者数】 26名
活動内容
香川県の海洋生物の保全を目的とし、ドコモグループ社員及びその家族で生物にとって有害となる生活廃棄ゴミの駆除を屋島西町の長崎の鼻海岸で行いました。
清掃終了時には、参加者全員で、回収したゴミを確認し、香川県の海ごみの特徴でもある養殖用カプセルや、レジ袋、食品トレイが劣化したマイクロプラスチック、そして、靴やペットボトル、ガラス瓶などの漂流してきた多種多様な生活ゴミの多さに驚きました。生活ゴミが生物に与える影響が私たちの生活に連鎖することを話し合い、日頃から『①ゴミを減らす』『②ゴミの分別を行う』などの私たちの行動が大切だと改めて考え、海岸清掃を実施する意義を参加者全員で再認識しました。
今後も美しい海岸環境を保護すると同時に多様な生物の保全に資する活動についても積極的に取り組んでいきます。
愛媛県
愛媛県主催防鹿ネット設置活動

実施場所
松山市高縄山
直近の活動
【実施日】 2024年11月22日(金)
【参加者数】 46名
活動内容
民間企業としてはじめて参加した今回の活動は総勢46名となり、愛媛支店グループからは13名が参加しました。
実際にシカが食い荒らした現場を見て、地元の山の現状を直接肌で感じ環境保全に対する意識を一層高めることができました。
環境問題に関するネガティブな情報が多いなか、地域のみなさんと協力して活動を行えたことは大きな励みとなりました。
模索しながら進めた活動ではありましたが、県職員や地域のみなさんの協力を得て「生物多様性に向けた保全活動」の重要性を再認識することができました。
今後も愛媛の美しい自然を次世代につないでいけるよう、地域に根差した企業運営を継続してまいります。
高知県
土佐・いの 元気の森
直近の活動
【実施日】 2025年3月22日(土)
【参加者数】 25名
活動内容
ドコモの森「土佐・いの 元気の森」において、ビジネスソリューションズ社員を含んだドコモグループ社員20名、社外からは、いの町森林政策課から3名の支援や、NPO法人ホールアース自然学校、高知大学の名誉教授の協力をいただき合計25名が参加しました。
当日は春を通り越したような素晴らしい天候に恵まれ、指標種のフジツツジの保全活動を行うことができました。
〈活動内容〉
1.生物多様性保全に関する基礎講話
2.「土佐・いの 元気の森」に関する里山利用とその変遷や現状の講話
3.①シイ・カシ林、②ヒノキ林、③コナラ林を散策しながらの講話
4.指標種フジツツジを中心とした環境整備
これまでにない環境学習と整備活動に参加者全員が感激!心地よい汗をかくことができました。
今後も高知支店グループは生物多様性保全の環境保全活動&地域貢献活動に取り組んでまいります。
徳島県
吉野川河口干潟の絶滅危惧種生物と環境保全活動
直近の活動【2025年度 ネイチャーポジティブ活動に参加】
吉野川一斉清掃と特定外来生物の駆除
【実施日】 2025年7月6日(日)
【実施場所】 吉野川河口住吉干潟
【参加者数】 3名
とくしまSATOUMIリーダー養成講座
【実施日】 ①7月21日(土)「海岸の生物調査にトライしよう」
②8月2日(土)「海岸漂着物の今」
③8月24日(日)「砂浜アクテイビストになろう」
④9月20日am(土)「ビーチクリーンアップ(実地講座)」
⑤9月20日pm(土)「海とゴミの話(座学講座)
⑥10月5日(日)「振り返り・交流会(座学講座)」
【実施場所】①大神子海岸 ②エコみらいとくしま ③小松海岸・エコみらいとくしま
④エコミライとくしま(櫛木海岸) ⑤⑥エコミライとくしま
【参加者数】延べ11名
活動内容
徳島支店では、地域の生態系保全活動に向け、昨年度より、徳島環境保全プロジェクトに参加(シオマネキの生息地を守ろう)や徳島県内で活動する環境保全団体「とくしま自然観察の会」(代表:井口利枝子さん)との交流を深め、吉野川河口干潟の希少生物とゴミからみえる環境保全、干潟保全の楽しみ方について勉強会を開催する等取り組んできました。
会社の近隣干潟に、絶滅危惧種指定生物(シオマネキ)がいる。価値のある自然環境があることに社員が驚きと興味を持ち、以前から実施の「アドプトプログラム吉野川」 (河川敷清掃活動ボランティア)においても、より多くの社員が参加し、生態系保存というプラスの視点を持った清掃活動となってきました。
今年度についても国や県が主催するネイチャーポジティブ活動の一環である吉野川一斉清掃や特定外来生物(ナルトヒナギク)の駆除・とくしまSATOUMIリーダー養成講座に参加、地域の方々とともに、地域の希少生物や自然環境が後世に残るよう環境保全活動に取り組むとともに、交流のあるNPO法人の悲願である四国初のラムサール条約の登録に向け、一助となるよう取り組んでいきます。