生物多様性保全活動

ドコモグループでは、社員や地域のみなさまと、地域それぞれの生物多様性を守る活動を全国で進めています。
これからもドコモグループとして地域ごとの生物多様性に貢献してまいります。

生物多様性保全活動

東京都

多摩支店「森活」開催!ドコモ八王子上川の里の森で林業体験

作業の様子 丸太切り体験 集合写真 ベンチ完成
実施日

2024年12月14日(土曜)

実施場所

ドコモ八王子上川の里の森

参加者

30名(ドコモグループ30名)

活動内容

多摩エリアにある八王子上川の自然に触れあい、生物多様性を身近に感じる事で地球環境についても自分事として考えるきっかけ作りとして、昨年度に引き続き、ドコモ八王子上川の里の森にてイベントを開催しました。昨年度は森の整備・上川に生息する植物生物の学習をしましたが、今年度は間伐作業や丸太づくり、薪割り作業を通して、森林保全や林業の疑似体験を行い、今年度は大人も子どもも一緒の空間で作業を行いました。

間伐作業から始まり、森林の育成・保全に邪魔になる木の選定を学びながら、選定した木の伐採作業を実施しました。
午前中のイベントの目玉は、作業指導員が行う“チェーンソーを使用した樹木伐採”のデモンストレーションです。
大きな音を立てて倒れる大木に、大歓声が上がっていました。
間伐作業の後は、ノコギリの使い方を学び、丸太切りを行い、コースターや焚き火に使用する薪を作りました。
丸太切り体験の後は、加工された丸太を使用した、ベンチを作成しました。作成したベンチは市民のみなさまにも、ご活用いただけるよう、上川の里で設置いただく予定です。
今回体験した間伐作業は豊かな森を育むため、森林の密度を調整する作業です。森林の密度を調整する事で、樹木が大きく育ち、土壌の流出抑止となり、豊かな土壌から微生物・虫・鳥類・哺乳類等、多様な生物が育つ環境づくりにつながります。

12月中旬ではありましたが、天気に恵まれ日差しも暖かく、「思っていたより、ずっと楽しかった」と初参加者の声もいただき、作業後のデザートタイムでは、焚火を使用した焼き芋・スモアに子どもたちも大満足、落ち葉のベットで遊ぶ体験もし、イベントは大盛況で終了することができました。


東京都

多摩支店「ゴミニケーション」開催_多摩支店周辺でのゴミ拾い

作業の様子① 作業の様子② 集合写真① 集合写真②
実施日

2025年2月6日(木曜)

実施場所

東京都 多摩支店周辺

参加者

約23名(ドコモグループ23名)

活動内容

多摩支店では、社会貢献の一環として、多摩支店周辺のゴミ拾いを定期的に行っています。
立川市の「ロードサポーター事業」という、ゴミ拾いのボランティア活動へ登録を行い、地域に根差した活動をしています。
近辺の空き缶やペットボトル、プラスチックゴミやたばこの吸い殻といった、生態系に影響をおよぼすゴミを拾う活動です。
社員の環境問題への意識醸成とコミュニケーション活性化はもちろん、会社周辺のゴミ拾い活動を通して、普段働いている自身の会社周辺の地域を理解してもらうことも目指しています。

多摩支店は、遠藤創進ビル・立川別棟ビルの2拠点があり、交互に開催できるよう、日程を調整し、今年度は、5月、10月、2月の3回ゴミ拾いを実施しました。
参加者は毎回20名以上です。

活動に参加した社員からは、
「他部署の人たちと話すことができたし、地域のことも知れて楽しかった」という声があり、作業後は恒例の全員で写真を撮り作業終了しました。

  • ゴミ袋には、環境に配慮した自然に還元される素材を使用しています。

神奈川県

スポGOMIでごみ問題を学ぶ

スポGOMI 競技エリア
実施日

2024年5月26日(日曜)

実施場所

神奈川県横浜市

参加者

約3名(ドコモグループ3名)

活動内容

ドコモ神奈川支店は横浜の祭典「ハマフェス」に毎年協賛参加しています。
今年は、支店の目指す地域密着とかけ合わせて生物多様性保全活動に取り組める活動として、スポGOMI大会に注目し、神奈川支店から1チームが参加しました。
スポGOMIは、制限時間内にチームでごみを拾い、その量と質でポイントを競うスポーツです。

海洋汚染の問題の一つは、プラスチックやタバコの廃棄物が生態系に与える深刻な影響です。
スポGOMIでは、これらのごみが高得点になるルールが設けられており、環境問題解決への意識を高めることができます。
ドコモチームは、チームワークと得点の戦術で初参加ながら1位を獲得しました!
ごみ問題を考えつつ、健康促進にも役立つスポGOMIに今後も注目です。

【番外編】
スポGOMIをきっかけに、横浜西口周辺で行われたクリーンアップリレーに参加しました。地域の事業者や行政の方々など様々な立場の方が参加し、30分ずつリレー形式で計2時間清掃を行うイベントです。参加者が一丸となって地域社会の美化と環境保護に貢献し、その行動が自然保護と地域コミュニティの向上につながる有意義な時間でした。

これからも、生物多様性保全につながる活動に取り組んでいきます。​


千葉県

君津の森で植林活動を実施しました!

作業の様子 苗木の踏み固め 説明の様子 集合写真
実施日

2024年11月24日(日曜)

実施場所

千葉県君津市

参加者

12名(ドコモグループ12名)

活動内容

生物多様性の取組みの一環である「ドコモの森の植林活動」を実施しました。

支店内で事前に参加者を募り、11月20日に「植林が生物多様性の取組みにどう貢献できるのか」など事前勉強会を開催しました。
11月24日、現地ではNPO法人の方から生物多様性の取組みなどについて学びました。
当日は、支店長をはじめ支店内各部より12名が参加し、一般のお客さまや森林組合の方とともに400本ものヒノキの苗木を植林しました。
植林は、手作業で「穴掘り→植樹→踏み固め」と1本1本植えていくため、かなりハードな作業でしたが、この苗が80年の長い年月をかけて大きく育ち、生物多様性に貢献すると考えると、とても感慨深いものでした。

千葉支店では『地域イチバンキャリアへの挑戦』を掲げ、引き続き環境保全活動に取り組んでいきます!


埼玉県

池の泥をぬいてみた『埼玉県所沢市 菩提樹池かいぼり活動』

作業中の写真 所沢市さまからの説明 集合写真
実施日

2024年6月22日(土曜)

実施場所

埼玉県所沢市 菩提樹池

参加者

14名(ドコモグループ14名)

活動内容

埼玉県所沢市と公益財団法人 日本自然保護協会、株式会社NTTドコモは、所沢市の生物多様性保全等を通じた持続可能な社会の構築に向けて協力する協定を結んでいます。
この取組みの一環として、ドコモグループは、所沢市の菩提樹池で、池の水を全部抜いて泥を取り除く、「かいぼり活動」を実施しました!

今回、かいぼり活動に参加した組織は「ドコモ関信越支社」、「ドコモCS埼玉支店」、「ドコモビジネスソリューションズ埼玉支店」など、3社合同14名で活動しました。

事前に、まずはこの活動について意義と具体的な活動内容を伝え、現在の地球に起きている環境変化から必要となる行動について社員を講師として事前勉強会を開催。当日参加する社員がよりやる意義を理解して活動に望むことができるよう準備を行いました。
地域の守り手の方の高齢化も問題となっており、我々の活動は地域の担い手不足解消に貢献することにもつながっています。

~菩提樹池の水脈~
周辺地域は湿地帯がひろがっており、肥沃な土地ではありますが、近くに大きな河川がなく、湧水から流れる小川や池の水を利用しながら、稲作をおこなっていました。
水田を引継ぐ方がおらず、放棄され始めると泥が小川や池に泥がたまり土で埋まってしまいました。その状況を憂いた地元の方が中心の自治会を立ち上げ池のメンテナンスをはじめました。長い時間をかけてやっと復活しました。

【伝統的な手法】

  1. 池に溜まっている、泥の切り崩し
  2. レーキ(トンボ)を用いて、池につながる水路へ向けて泥を掻いていく
  3. かき出した泥を水路へ流す(栄養がたくさんつまっているので、水田の肥料として利用する)

泥が足の太ももぐらいまで堆積しているため、高く足を上げながら作業地点に向かいました。クワやレーキを使って泥を掻き出しましたが、泥はとても重く、全身の力を使わなければなりませんでした。
6月でも30度を超える気温のなかで、休憩を取りながら12時まで作業を行いました。

活動の後には、菩提樹の池で昨年収穫したお米で作ったおにぎりと、地元の野菜をたくさん使った豚汁をいただきました!

菩提樹池を利用することで貯水量が増え、水田の稲を豊かに育つほか、田んぼや池に生息する生物にもよい環境が整います。この活動を通じて、次のお米や野菜の成長に役立つことを身をもって実感できたことは大きな財産となりました。

今後も地域の守り手の方と共同しながら保全活動を進めていきます。


茨城県

「アトラクティブ×茨城グループ サステナゴミ拾いin水戸 千波湖」開催

作業の様子
スマートフォンでの撮影 千波湖に生息する生物 集合写真
実施日

2025年3月6日(木曜)

実施場所

茨城県水戸市

参加者

31名(ドコモグループ16名)

活動内容

水戸千波湖にて地域ブライダル企業である株式会社アトラクティブとともに、
湖畔周辺のごみ拾いと生態系の観察を組み合わせた企業連携イベント「サステナゴミ拾いin水戸千波湖」を開催しました。

株式会社アトラクティブとドコモ茨城グループ(茨城支店・CX支援部茨城オフィス・ドコモビジネスソリューションズ茨城支店)混合の5チームに分かれ、それぞれミッション達成に向けて活動しました。

ミッション1:千波湖およびその周辺のゴミを分別しながら拾う
千波湖周辺は「水戸の梅まつり」の開催に伴う事前整備により、大量のゴミはありませんでしたが、植込みやベンチ周辺などには空き缶、プラスチック容器、紙ごみなどが散見されました。

ミッション2:水戸市発行の「千波湖いきものBOOK」を手に生態系を観察する
スマートフォンを使用して千波湖に生息する動植物の撮影を行ない(3件以上)、「マガモ」、「オナガカモ」、「ナマズ」、「シキザクラ」などが確認できました。

ゴミ拾いを通じて、千波湖の環境保全に貢献できました。
ゴミをなくすことで、千波湖周辺の動植物の生息環境を守るとともに、生態系の観察を行うことで、参加者の環境への関心も高まり、改めて地域の自然環境を守っていくことの重要性を認識するためのよい機会となりました。


栃木県

生物多様性(生態系を育む)と花と緑に包まれた潤いのある職場づくり

作業の様子 花植え 集合写真 苗と肥料
実施日

2024年11月20日(水曜)

実施場所

栃木県ドコモ平出ビル

参加者

16名(ドコモグループ16名)

活動内容

宇都宮市では、花いっぱいの緑化事業、良質な緑の保全などの活動を通じて、「暮らしつづけたい 訪れたい 緑のまちづくり」を推進しています。私たちも宇都宮市の一員として、緑化推進に取り組んでいくことが微力ではありますが、地域への貢献、生物多様性(生態系を育む)などにつながるものと考え、ドコモ平出ビル敷地に花壇を設け、季節に合わせた草花を栽培しました。

11月20日(水曜)の昼休み時間に、ドコモCS栃木支社員ならびにドコモビジネスソリューションズ社員16名が参加し、ドコモ平出ビルの敷地の花壇に、パンジーとビオラを240ポット植えました。

今回のイベントはとっても小さな活動ですが、これをきっかけに生物多様性保全活動の推進などに繋がっていくとうれしいです。

今後は、月1回実施している支店周辺清掃活動日に併せ、花壇の雑草取りや草花の手入れを実施予定。
生物多様性(生態系を育む)、花と緑に包まれた潤いのある職場づくり、および、生物多様性保全活動に対する意識の啓発などを図っていきます。


群馬県

小学生との環境保全活動!ドコモ群馬の森で地球の未来のために

ドコモ群馬の森での工作 授業の様子 木を植える前に大きな穴を掘りました 大きな木をみんなで植えました
実施日

2024年5月8日(水曜)・14日(火曜)・31日(金曜)

実施場所

高崎市立倉渕小学校

参加者

22名(ドコモグループ22名)

活動内容

地域社会といっしょに環境保全活動をおこしたい!
群馬支店が抱く想いを実現するために、「ドコモ群馬の森」が存在する地区にある高崎市立倉渕小学校4年生11名にむけて、自然環境学習を開催しました!
<参考>地方紙上毛新聞に掲載

「総合の授業」の一環として3日間、地元造園会社「株式会社しみづ農園」さまの協力のもと、ドコモCS群馬支店、ドコモビジネスソリューションズ群馬支店一丸となり、オール群馬として計22名で活動しました。

「自然の大切さ」をテーマに、社員自らが作成したテキストを使用し、
「どうして木は大切で、守らなくてはいけないのだろう?」、「自分たちが作り上げたい里山には、どんな樹木があるといいか」について議論しました。

株式会社しみづ農園さまご指導のもと、「木の成長」や「食べるブルーベリー」をイメージしながら、子どもたちは大きな穴を掘り、合計4本の木を植えました。

最後に、ヒノキの実を使ったストラップやアクセサリーを作り子どもたちと楽しみました!

最終日の授業では、改めて「森林に重要な役割があること」、「生活に木がかかせないこと」を伝えたあと、活動で得た学びや気づきを「絵で表現」してもらい、社員自身も改めて「自然の大切さ」を理解しました。


山梨県

自然保護・環境美化活動「富士山クリーン作戦ボランティア」

新聞記事 楽しい富士山をいつまでも 移動の様子 集合写真
実施日

2024年8月3日(土曜)

実施場所

富士山五合目 泉ケ滝(標高2,277m)から佐藤小屋までの0.6km区間

参加者

約950名(ドコモグループ15名)

活動内容

2024年8月3日、富士山の環境美化活動にボランティアとして参加し、世界文化遺産である富士山の自然保護を通じてSDGs活動に貢献してきました!
実施団体「公益財団法人富士山をきれいにする会(山日YBSグループ関連団体)」

富士山の環境美化活動には約950名が参加し、ドコモCS山梨支店は五合目の泉ケ滝から佐藤小屋まで0.6kmを清掃しました。
ドコモCS山梨支店とドコモビジネスソリューションズ山梨支店合同で参加し、15名がチームとして一丸となり活動しました。
全団体で合計70kgのゴミを回収し、この活動は山梨放送や山梨日日新聞でも報道されました。

開催当日、自然保護レンジャー()により、世界遺産として登録された富士山と富士山麓の環境保全のための活動のひとつとして本活動の継続が大切であること、またレンジャーがこの活動にかかわることの意義についてのミニ講話がありました!

  • 自然保護レンジャーとして活躍する「富士山レンジャー」は、山梨県が設置した自然保護レンジャーです。富士山と富士北麓の環境保全のための啓発活動を行っており、生物多様性への取組みはもちろん、富士山の自然や環境保全に関する企業向けの環境学習支援プログラム(企業研修)も行っています。

社員へのインプットとして、富士山の環境保全活動の重要性を共有するため、ドコモCS山梨支店とドコモビジネスソリューションズ山梨支店は事前説明会や全体ミーティングを開催しました。
活動当日は自然保護レンジャーからの説明もあり、活動後には成果をサイネージで社内に報告しました。
今後も世界遺産として登録された富士山と富士山麓の自然を地域企業などと一緒に環境保全の活動を継続していきたいと思います。


長野県

保全活動実施してきました@戸隠

倒木撤去後(1本目) 倒木撤去作業(2本目) 鏡池の前での写真撮影 当日の鏡池
実施日

2024年10月16日(水曜)

実施場所

長野県「戸隠森林植物園」

参加者

27名(ドコモグループ13名)

活動内容

林野庁中部森林管理局北信森林管理署の職員サポートのもと、長野県戸隠にある「戸隠森林植物園」で、ドコモグループ社員および他企業の方々とともに生物多様性保全活動および新設歩道準備作業を行ってきました!

活動当日は、5班(1班:5名~6名)に分かれ、約900mの新設歩道を作る作業を行いました。
北信森林管理署の支援で、事前に仮の道として笹や外来種が取り除かれていたので、その歩道をさらに整備し、美化しました。

作業場所までの道中は上り坂だったため、現場へ着くまでに軽い疲労感がでました。さらに、整備されていない仮道をとおり、ほかの4班の作業場所を通過してやっと作業開始場所へ到着すると、すぐ作業開始!
倒れた木や未処理の笹の根が歩道の邪魔になっていたので、北信森林管理署の方々へ、のこぎりで裁断していただくよう依頼をしながら美化作業を進めました。傾斜がきつく、足もとには笹の葉や飛び出た笹の根っこ、さらに朝から小雨が降っていたので滑りやすい場所での作業でしたが、来年の開園準備のボランティア活動時にも今回の歩道の美化作業などがあると思い、歩きやすい歩道を作るために努めました。

<作業以外の知識もプラス!>
2024年4月、開園作業を行った歩道を歩きました。
道中、北信森林管理署の職員の方に樹木(白樺/ツタウルシほか)・銅像・生息している野鳥などの説明をしていただきながら出発地点の鏡池まで戻ってきました。
活動以外の知識もプラスされてよい体験になりました!


新潟県

スポGOMIで街をきれいに

作業中の様子①
作業中の様子②
集合写真
実施日

2024年10月26日(土曜)

実施場所

新潟市万代シティエリア~弁天公園

参加者

21名(ドコモグループ21名)

活動内容

万代シティ商店街更新組合・JR東日本新潟支社で主催の「第5回スポGOMI in 新潟駅&万代シティ」に参加し、新潟市万代シティエリアから弁天公園までの半径1km以内でゴミ拾いを実施しました!

「スポGOMI」は、SDGsの観点でもゴミの排出が生物多様性保全の阻害要因となることが謡われるなか、1チーム5名程度で街をきれいにしながら生物多様性保全について意識を高めることを目的に、制限時間内に定められたエリア内でごみを拾い、その種類と量をポイントで競い合う環境美化活動を融合させたスポーツです。

【生物多様性とゴミ問題】
一人一日あたりのゴミ排出量は令和5年度で新潟県は994g、全国平均は880gで114gも多いと言われています。
人も生ものも住みやすい新潟県にするため、1人ひとりが自分のこととして環境への影響を捉えれる取組みが必要があることを感じた取組みでした。
またゴミ拾いを通して、地域を美しく保つだけでなく、日々の生活でのごみの扱いについても改めて考えるよい機会となりました。

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