生物多様性保全活動

NTTドコモグループの社員とその家族、また一般の方々にも参加いただき、地域の特性を活かした生物多様性の保全活動を行っています。

ドコモ泉南 堀河の森(ドコモの森)保全活動

初回参加年

2007年

概要

「ドコモ泉南堀河(ほりご)の森」は、全国の「ドコモの森」で唯一環境省の「自然共生サイト」に登録された森です。このエリアの生態系等、生物多様性の保全を目的に整備活動を行っていきます。なお、ドコモの森としての活動は、2007年からですが、それより以前の2000年4月より「みどりすとの森づくり」として活動を開始しています。

<自然共生サイト>
別ウインドウが開きますhttps://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/kyousei/

活動日

2024年5月25日(土曜)

活動内容

コロナ禍による活動休止期間中に風雨により壊れた階段の修復と歩道を覆い隠すほど成長した雑草などを刈って山頂までの道筋を付けました。
「樹木探し」は、国蝶「オオムラサキ」の産卵〜成虫までの間を過ごす「エノキ」と成虫の餌になる樹液を出す「クヌギやコナラ」を探し、その場所を地形図にプロットし、今後、それら樹木周辺の整備に役立てます。また、該当の樹木を探しながら、「やぶつばき」を見つけると、葉っぱを丸めて音を出したり、ハガキの元になった「多羅葉(タラヨウ)」には、文字を書いたりするなど、新たな経験になりました。

ビーチクリーンアップ in SUMA

組織

神戸支店

初回参加年

2002年

概要

環境保護キャンペーンの一環として、 1990年から須磨海岸で行われるイベントとなります。
毎年春は日本全国でキャンペーンが実施され、秋は国際キャンペーンとして全世界一斉に実施されています。海岸のごみを拾いながら、集められたゴミを調査し発生源の調査や改善をめざしています。
主催:クリーンアップ関西事務局

活動日

2024年10月6日(日)

活動内容

今年で35年を迎える須磨海岸の清掃活動に21名が参加しました。
海岸のごみを拾いながら、「どんなゴミがどれだけあったかを調べる活動」となり、昔よりも綺麗になった須磨海岸ですが、よく見ると小さなプラスチック破片がたくさんありました。海にすむ生き物がこれらのプラスチックを飲み込んだり、網などに絡まらないよう、小さなごみも見逃さずにみんなで拾いました。
そしてこの結果をもとに各企業へ働きかけ、脱プラスチックに向けた活動提案を行うことが大切だと学びました。
10月とはいえ日差しはまだまだきついなかでしたが、海からの心地よい風が吹く中、OBや社員、家族が参加しました。

びわ湖ヨシ刈り

組織

滋賀支店

初回参加年

2004年

概要

大津市雄琴の湖岸で実施され、2004度から毎年参加しています。
琵琶湖岸のヨシの群生は、野鳥や魚の 「すみか」 となるほか、水中の窒素やリンを吸収して水をきれいにする働きがあり、琵琶湖の環境を守る大切な役割を担っています。ヨシの発育を助けるため、冬場の枯れたヨシを刈り取ることで春に新芽の成長が進むとされており、毎年の恒例行事としてこの時期に行われています。
主催:大津市

活動日

2025年1月26日(日)

活動内容

会場は毎年同じですが、1年も経つとこんなにもヨシが育つのかと(3mほど)、自分の背丈の倍ぐらいのヨシを刈り取る作業はかなりの重労働でした。
この日は天気も良く、汗をかきながら刈ったヨシを集めて運んだりと、大人も子どもも一緒に頑張りました!
ヨシ刈りが終わると、子どもたちはヨシで 「ブーブー風船」 を作る工作体験に参加し、また炊き出しによる 「豚汁」 は参加者にふるまわれました。作業後の 「豚汁」 は最高に美味しかったぁ~!
この日刈り取ったヨシは、市内の祭りなどの 「たいまつ」 の材料として活用されます。
またヨシ刈りの様子は、季節の風物詩として、多くのメディアが取材に来ており、夕方のニュースや朝の番組で紹介されました。滋賀ならではの行事で、琵琶湖の生態を守っていく大切な活動に今後も継続して参加し、滋賀支店として地域貢献に取り組んでいきたい思います 。

鴨川クリーンハイク

組織

京都支店

概要

本活動は、古都千二百年の歴史とともに滔々(とうとう)と流れ、今も憩いの場であり京都を代表する名所の一つでもある「鴨川」を美しくしよう!という活動です。鴨川をきれいにすることで、その先にある海への「海洋プラスチック」の流出削減にも貢献できます。
主催:鴨川を美しくする会

活動日

2024年11月3日(日)

活動内容

11月3日、気持ちのよい秋晴れの下「鴨川クリーンハイク」に総勢11名で参加しました!この活動は、従来の「ドコモの森」整備活動に代わる「生物多様性保全・回復」を目的とした活動として、今年度から参加しています。当日は京都市植物園横に集合!名だたる企業のOB会や大学生など総勢約200名の参加です。鴨川河川敷を北山大橋から北上し、御薗橋で折り返す約2.1㎞の行程でゴミを集めながら歩きます。しかし、みなさんのマナーが良いようでなかなかゴミが見当たりません!まるで宝探しのように、参加してくれたお子さまたちもがんばってゴミを探してくれました!京都検定に備え、京都についての知識を披露し合いながらゴミを集め、上賀茂神社ゆかりのやきもちをいただき、疲れを癒したのちに解散!となりました。

ビオトープ孟子で生物多様性保全活動

組織

和歌山支店

初回参加年

2025年

概要

「ビオトープ孟子」 は和歌山県海南市の孟子不動谷にある生物多様性豊かな「さとやま」です。
孟子不動谷は棚田地形の耕作地、丘陵地に形成された二次林、谷中に点在する農業用ため池、そして貴志川支流と荒糸川より構成されています。動植物調査においては、動物(哺乳類・鳥類・爬虫類・両生類)が167種、昆虫800種、植物500種が確認されており、令和6年には環境省自然共生サイトに認定されました。
主催:NPO法人 自然回復を試みる会・ビオトープ孟子

活動日

2025年1月25日(土)

活動内容

今回の参加メンバーは10名となり、冬晴れのなか「シイタケの榾木(ほだぎ)」 を作成しました。シイタケの榾木はクヌギやコナラ等の原木に種菌を植え付けて作成しますが、メンバーは黙々と穴あけ、打ち込みを続け、仕上がった榾木は軽トラックの荷台へ積み込みます。
お昼休憩をはさみ、沢山あった原木は、ほぼすべて榾木として加工できました。
また集積場では腐葉土の中でカブトムシ・クワガタの卵や幼虫が生育されており、里山で腐葉土の材料となる落ち葉を集め運びました。作成したシイタケの榾木も、シイタケの収穫が終わるとクワガタの幼虫の餌として活用されるとのことです。
最後に、既に生育が進んだシイタケをご厚意でいただくことができ、スーパーで販売されているものより 「肉厚で味が濃厚!」 でした。
和歌山支店の活動として、和歌山県の生物多様性保全の取り組みに些かでも貢献できたと思います。

大和川一斉清掃

組織

奈良支店

初回参加年

2024年

概要

大和川の清流復活を目指して、県内大和川流域市町村の各地域において、地域住民・民間団体・企業等の方々と連携し、大阪府と奈良県で一斉清掃を実施しています。

活動日

2025年3月2日(日)

活動内容

奈良県内21市町村の計54箇所を一斉に清掃しました。
奈良支店からは社員と家族を含めて14名で、大和川支流のひとつである「菰川」の大宮通~三条通間の清掃に参加しました。
日頃、滅多に降りることのない川沿いに降りてみると、上から見るよりゴミがたくさん捨てられ、放置されており、長靴を履いてる人たちは川の中に入ってたくさんのゴミを拾いました。
みんなで協力して清掃した甲斐もあり、川がとてもきれいになり、心もきれいになったような気がしました。そして、この活動が「海洋プラスチック」削減に少しでも貢献できることを願っています。
最後に、主催者の奈良市職員の方からも感謝のお言葉をいただき、一緒に清掃に参加した地元の自治体の方たちからは、「またドコモショップ行くわ~」 なんて声を掛けていただきました。

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