ドコモ秋吉さくらの森

「ドコモ秋吉さくらの森」生物多様性保全活動を実施しました。

概要

山口県 ドコモ秋吉さくらの森にて、NTTドコモグループの社員とそのご家族、他参加を募り生物多様性保全活動を実施しております。

活動日・参加人数

2024年10月5日(土曜) 21名

活動模様

『生物多様性保全を推進するボランティア活動』

 当日は少し雲があるものの綺麗な青空が広がっていました。
まだまだ暑いかもと心配していましたが、熱帯低気圧となった台風18号の影響で数日前に雨が降り、だいぶ気温も下がりました。
開会式が終わり、ヘルメットを被って草刈り用の鎌を持ち、山を登っていきます。

バスからの景色と晴天
バスからの景色と晴天
開会式
開会式
山道を登っていきます
山道を登っていきます

『森を守ろう』

 大きく育っている木とそうでない木の差は何だと思いますか?
実は鹿が桜の木の新芽を食べてしまうそうです。
周りに網を張っていますが、2メートルくらいの網だと鹿は飛び越えてしまうとのことでした。
 秋吉台はところどころに穴が開いているのですが、草で足元が見えないので気を付けて進まないといけません。

鹿にかじられた新芽
鹿にかじられた新芽
斜面での作業①
斜面での作業①
斜面での作業②
斜面での作業②

 また斜面での作業なので立っているだけでも足腰にきます。
草刈りだけでなく、桜の木に巻き付いているつるも丁寧に取っていきます。

『森林の有する多面的機能とは?』

 作業が終わった後は、最初に登ってきた経路とは別の経路で下山しました。
そして、NPO法人やまぐち里山ネットワークの所長から森林の働きについて講義をしていただきました。
自然にできた森や木々についてはそのままでも大丈夫なようになっていますが、人間が人工的に作った森は人間が手を入れないと土や木の根元に光が当たらず、豊かな森にはならないことを知りました。豊かな森であることは生物多様性に繋がります。
 また、木々は大きくなると酸素の排出量が減ってしまうため、ちょうどよいタイミングで伐採して住宅用の木材として利用し、新しく木を植えることが大事です。
 木々のない土地では雨が降ると水がそのまま流れてしまい、地盤が流れることで災害にも繋がります。木々があると水は何年、何十年とかけて地面にしみこんで、また根っこや葉っぱがあることで地盤が流れることが減り、災害防止にも繋がります。私達の生活に木々や森はなくてはならないものなのだなと感じました。

講義風景
講義風景

『活動を終えて・・・♪』

 森林の大切さや災害防止のために森林がどのような役割をしているかを学んで、森林を守ることで環境保護活動を今後も続けていきたいと思います。

木陰からの青空
木陰からの青空
集合写真
集合写真
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