【岡山県】児島湖流域清掃
【概要】
児島湖は世界第2位の広さを誇る人工湖で、農業・工業用水に利用されています。高度経済成長期に水質汚濁が進み、日本有数の汚染湖となりました。この状況を受け、 2001年から「児島湖流域清掃大作戦」を毎年実施しています。9~11月に岡山県内6市町で一斉清掃を行い、毎年2,000人以上が参加する大規模な活動となっています。
【実施日】
2025年11月2日(日曜)
【参加人数】
30名
【活動模様】
NTTグループ(ドコモグループ含む)は、児島湖流域清掃大作戦で児島湾締切堤防会場の運営を担当しました。児島湖はかつて水質汚染が深刻でしたが、植物プランクトンを捕食するテナガエビの増殖実験や調査により生息が定着し、ウナギや貝など多様な生物が戻る環境を創出しました。
活動当日は9度の寒さのなか、参加者は開会式後に清掃を開始。ペットボトルや空き缶からタイヤまで多様なごみを回収し、県内6会場で合計3.06トンを処理しました。
この取り組みは水質改善だけでなく、生物多様性保全にも貢献し、自然と共生する社会の重要性を再認識する機会となりました。今後も健全な生態系の回復に向け、積極的に活動を続けていきます。

