ビーチクリーンアップ活動

海洋生物多様性保全活動『ビーチクリーンアップ』を実施しました!

概要

 「ビーチクリーンアップとは、アメリカの海洋自然保護センターの呼びかけにより、一般社団法人JEANが主催している『国際ビーチクリーンアップキャンペーン』のことです。このキャンペーンへ参加するため、広島県の「せとうち海援隊事業」へ登録し、活動をしています。

せとうち海援隊支援事業説明

活動日・参加人数

2024年10月26日(土曜) 20名

『ビーチクリーンアップを主催してる「JEAN」って?』

 『JEAN』は、清掃するだけでなく、ゴミの種類・量を継続的に定点観測することで、ゴミ・汚染の原因を根源から突き止め、ゴミを散乱させないきれいな「水の惑星・地球」を次世代にバトンタッチしようという国際的な非営利の環境NGO団体です。
ドコモ中国グループでは、この取組みに1999年から参加し、今回で32回目の活動となりました。

■活動実績 (一般社団法人JEANのHPにこれまでの実績が掲載されています)
JEAN:https://www.jean.jp/icc/cleanup/detail.php?entry_id=6469

活動模様

『 活動頑張るぞ~!』

 広島県安芸郡坂町にある「ベイサイドビーチ坂」にて、海洋生物多様性保全活動に参加したい!ビーチをキレイにしたい!との思いがつまった皆さんで『ビーチクリーンアップ』活動を実施しました。バスをチャーターし、往復1時間かけてビーチへ向かい、開会式後に活動スタートです。

バスの車内
バスの車内
外岡支社長開会挨拶
外岡支社長開会挨拶
開始前 事前準備
開始前 事前準備
活動模様

『どんなゴミがあり、海洋生物にどんな影響があるのか・・・。』

 特に多いごみは、「牡蠣養殖用のプラスチックパイプ」です。
日本を含む世界中で広く食べられている牡蠣。広島県の生産量は最も多く、9万6000トンにもなります。
そんな人気のある牡蠣ですが、養殖する過程での環境汚染が深刻な問題になっていることを知っている人は少ないように思います。
「牡蠣養殖用のプラスチックパイプ」が引き起こす問題は化学物質を吸着しやすいという性質です。
このため、マイクロプラスチックを誤飲した魚を食べることで、私たちが健康被害を受ける可能性が指摘されています。また、海洋生物にとっても深刻な悪影響を及ぼしていることが懸念されています。

牡蠣養殖用のプラスチックパイプ
牡蠣養殖用のプラスチックパイプ
回収ゴミ
回収ゴミ

『ビーチクリーンアップを終えて・・・♪』

 清掃後、少人数のグループに分かれ、JEANに報告するため集まったゴミを詳細に分別し、集計をしました。
集まったゴミの内訳は、牡蠣養殖用のプラスチックパイプ・まめ管が全体の約59%、プラスチック・発砲スチロールなどが約20%、タバコの吸殻・フィルターなどが約12%を占めていました。

集計模様

最後に、参加者の方にアンケートをいただいたのでご紹介します。

  • 昨年よりゴミが少なくて気持ちよかったです。
  • カキパイプの少なさにびっくりしました。
  • 清掃後、きれいなビーチを見て、気持ちよかったです。
  • カキ養殖用パイプが少なくなった気がします。

今後も、ドコモとしてきれいな海と海の生物が生きやすい未来を守っていけるよう、この活動を継続していきたいと思います。
ビーチクリーンアップに参加された皆さま、本当にありがとうございました!!

清掃後写真
集合写真
このページのトップへ