docomo EVERYDAY携帯電話ならではの循環型社会って?
私たちドコモにとって関わりの深い「携帯電話」は、たくさんの部品でできています。資源循環型社会に向けて、ドコモのケータイリサイクルはどのように取組んでいるのか。カボニューアンバサダーが現場を見学しました。
ドコモのケータイリサイクルの取組み
携帯電話には、金、銀、銅、パラジウムなどが含まれており、鉱物資源の少ない日本にとっては貴重なリサイクル資源といえます。そこでドコモでは、1998年から使用済み携帯電話の回収・リサイクルに取組んできました。
2001年には、通信事業者の事業者団体である(一社)電気通信事業者協会と連携して、自社・他社製品を問わずに回収する「モバイル・リサイクル・ネットワーク」を構築し、2022年度は約297万台、累計で約1億2,452万台の携帯電話をドコモショップなどで回収しました。
また、希少金属が使われている基盤部分以外にも、たとえば本体に使われるプラスチック部分などはプラスチックの油化技術を使ったリサイクルに取組んでいます。
詳しいリサイクルの工程はこちらの動画をぜひご覧ください。
実際の現場を見学して
こうしたリサイクル処理は、セキュリティ対策を施した専用の拠点で実施されており、ドコモグループ社員でもなかなか目にする機会がありません。
環境課題に取組むカボニューアンバサダー有志で、リサイクルの現場を見学しました。
現場には大きな工場設備と山盛りの携帯電話があり、「年間数百万台」と頭では理解していたものが、鮮明に規模感として浮き上がってきます。
一方で、その山盛りの携帯電話には一つ一つ間違いなく、破砕処理とバーコード貼付※が施されており、ていねいに処理されていることも実感することができました。
カボニューアンバサダーは、さまざまな年齢の社員が参加していますが、回収された携帯電話の中から懐かしい機種を見つけて盛り上がる一幕も。中には、その開発や販売企画に携わっていた社員もおり、お客さまが大事に使ってくださったからこそ、時を超えてリサイクルができる、ということに感激の声もありました。
- 回収した携帯電話は穴をあけ操作不能にしてから、リサイクル拠点へ運搬します。電池の取り外しができないスマートフォンなどは、安全面を考慮し、穴開けは行いません。拠点に集められた携帯電話には個体番号バーコードを貼付し、専用のシステムで情報を一元管理し、トレーサビリティを実現しています。
眠っているケータイで、循環型社会へ
ドコモは、ケータイリサイクルの取組みに“one for earth”というスローガンを掲げています。
1台の携帯電話をリサイクルすることが、資源循環型社会を創り、地球環境を守る。これはドコモだけでも、あなたひとりだけでも実現不可能です。
あなたとドコモで手を取りあって“one for earth”の実現をめざしたい。
そんな想いをもって、あなたとともにドコモはこれからもケータイリサイクルを推進していきます。
使用していない携帯電話は、全国のドコモショップ/d gardenで無料回収しています。
みなさまのご来店をお待ちしております。