夏の暑さからスマホを守る!「スマホ熱中症」注意点と予防のススメ
「スマホ熱中症」とは?
近年、猛暑日となる日数も増え、気温上昇に伴い「熱中症」に関するニュースも多くなっています。
「熱中症」とは、高温多湿な環境下で、発汗による体温調節などがうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態をさしており、重度になると命の危険もあります。
スマホは、アプリの処理や通信、充電などにより本体内部で熱を発生させます。
通常はその熱を外に逃がしていますが、高温の場所に放置したり、充電しながらのアプリ使用などを続けると、スマホ内部の熱が逃げにくくなります。
その結果、本来外に逃げるはずの熱が内部に蓄積し続け、スマホの温度が高い状態が続くことを「スマホ熱中症」と呼びます。
「スマホ熱中症」になると、スマホは高温から内部を保護するために、以下のような症状が一時的に発生する場合があります。
「スマホ熱中症」になると…
- 消費電流を下げて温度を下げようとするため、動作が重くなる。
- 充電電流を下げて温度を下げようとするため、充電が遅くなる。
- 温度上昇を防ぐため、カメラなどの一部の機能を制限する。
さらに温度が高くなると…
- 熱暴走を防ぐため、電源が落ちる。
- 電池の劣化が進み、使用時間が短くなる。
お客さまからの「スマホの発熱」に関するお申出の件数も、グラフのように気温の上昇とともに増加し、7月~9月がピークとなっております。
ここでは、夏の暑さからスマホを守るための、「スマホ熱中症」の注意点と、予防方法についてご紹介します。
「スマホ熱中症」の注意点と予防策
持ち運ぶ際はなるべく熱のこもらない方法で
暑い日に厚着をすると、体温が上がって熱中症のリスクが高くなるように、スマホも熱がこもりやすい場所に入れると「スマホ熱中症」のリスクが高くなります。
夏場は衣類のポケットの中も高温・高湿になりやすいので、外出時などはなるべく衣類のポケットに入れず、カバンなどに入れて持ち運ぶことで、「スマホ熱中症」を予防できます。
温度が上がりやすい場所に置かない
直射日光下や車の中は温度が上がりやすいため、スマホの放置は「スマホ熱中症」のリスクが非常に高くなります。
スマホは直射日光の当たる屋外や家の窓際、熱がこもりやすい車の中などには置かず、日の当たらない場所や風通しのよい場所に置くことで、「スマホ熱中症」を予防できます。
使用中はこまめに休憩を
長時間の運動をすると体温が上がって熱中症のリスクが高くなるように、スマホもアプリのゲームや動画再生などの消費電力の多い機能を長時間使用すると、内部温度が上がって「スマホ熱中症」のリスクが高くなります。
ゲームアプリや動画再生などをご利用の際は、長時間の連続使用をせずに、こまめにスマホを休憩させることで、「スマホ熱中症」を予防できます。
こんな使い方が「スマホ熱中症」の原因に!?
充電しながら動画視聴やアプリの使用
スマホは充電中にも内部部品から熱が発生しています。その状態で動画視聴やゲームなどを行うと、内部の処理による発熱が加わり、スマホの温度が上昇しやすくなります。
特に負荷の高いアプリを使用する際は、充電と同時に行わないようにすることで、温度上昇を抑えることにつながります。
スマホケースの利用
スマホは本体の表面から放熱することで、内部の温度を調整しています。
厚手のケースや手帳型ケースなどを装着していると、熱がこもりやすくなり、放熱しにくくなることがあります。
バックグラウンドでのアプリ起動
スマホでは、画面に表示していないアプリも、バックグラウンドで動作している場合があります。
複数のアプリが動作し続けると、気づかないうちに処理負荷がかかり、発熱の原因になることがあります。
特に操作していないのに本体が熱く感じる場合は、バックグラウンドでの動作が影響している可能性があります。
「スマホ熱中症」になってしまった時は
人が熱中症になってしまった時の対処としては、「涼しい場所へ移動する」「安静にする」「体を冷やして体温を下げる」などが一般的ですが、「スマホ熱中症」も同様の対処が可能です。
スマホが熱くなったり、「スマホ熱中症」の症状が確認された時には、以下を試してください。
涼しい場所に置く
直射日光の当たる場所や熱のこもりやすい場所は避け、風通しの良く涼しい場所に置くことで、スマホの内部温度が下がりやすくなります。
電源をOFFにする
一時的に電源をOFFにすることで、バックグラウンドで動作しているアプリや通信が停止し、消費電流が低くなることで、スマホの内部温度が下がりやすくなります。
扇風機などで涼しい風を送る
扇風機やうちわなどで涼しい風を送るのも、スマホの内部温度を下げるのに効果的です。
- 注意
エアコンの冷風を直接当てる、保冷剤で冷やす、水に入れる、冷蔵庫に入れるなど、スマホを急激に冷やすと、結露などによる故障の原因となりますので行わないでください。
通信回線事業者との合同の取り組み
ドコモでは業界団体であるMCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)を通じて、他の通信回線事業者とともに注意喚起活動を実施しています。
MCPCと各通信回線事業者での取り組みについてご紹介します。









