純正充電器の安全性について
スマートフォンやモバイルバッテリーなどに広く使われているリチウムイオン電池が出火するケースが増えています。「純正充電器の使用」に関する東京消防庁からの報道発表を受けて、ドコモ・KDDI・ソフトバンクではスマートフォンを安全にご利用いただくための情報をご案内しています。純正充電器の機能や安全性について紹介します。
「リチウムイオン電池からの火災にご注意を!」東京消防庁からの注意の呼びかけ
機能と安全対策
各通信回線事業者から販売されている純正の充電器には安全対策が導入されています。
社外品の充電器には搭載されていない機能もあるので、純正の充電器のご利用をご検討ください。
①通信影響対策
スマートフォン/タブレットへの通信影響を抑えるよう設計されています。
②異常温度対策
プラグやアダプタ内部に温度検出機能を搭載し、温度異常を検知した場合、被害を最小限におさえるため充電を停止します。
③過電流保護機能
コネクタに異物が付着した際に負荷電流が過電流検出値(機種により異なる)より多く流れようとした場合、保護機能が働き出力電流を停止します。
④PPS(Programmable Power Supply)機能
最新のACアダプタ08では、電圧/電流を状況に応じて動的に調整することで電池の発熱を抑え、ムダなく短時間で充電することができます。また、出力が45Wであり、従来のACアダプタ07より最大1.5倍のスピードで充電できます。
安全に充電するために
ここまで純正充電器の機能や安全対策を紹介してきましたが、ご利用方法によって充電ができなくなったり、異常な発熱・焼損など故障の原因となりますので下記の点にご注意の上、充電を行ってください。
充電器に関するご注意事項
充電しながらの操作
充電しながら操作している場合、携帯電話の温度が高くなったり、充電時間が長くなる場合があるので控えてください。
濡れた場所や状態での充電
充電コネクタに飲料水などの液体が付着した場合、使用を止め、修理や交換を検討ください。
- 洗面所や台所など水場の近くでのご利用はお避けください。
- 端子や手が濡れた状態では絶対に充電しないでください。
充電コネクタの抜き差し
充電コネクタを抜き差しする際、無理な方向に力を加えないでください。破損・変形した場合、直ちに使用をやめてください。変形をもとに戻しての使用もやめてください。