海とつながるサウナ PRODUCED BY DOCOMO

いま、地球の海は、サウナ状態!?

いつものサウナ。でも、なにかが違う…?『海とつながるサウナ』は、海の生き物が感じている暑さを体感できる、不思議なサウナ。地球温暖化がすすんだ今。海の生き物たちが感じている暑さは、サウナほどの暑さになると言われています。少しの時間なら気持ちのいいサウナだけれど、ずっとその中で暮らすとなると…?あなたもととのいながら、海の生き物たちに思いを馳せてみませんか。

※「暑さを体感できる」とは、①各サウナの室温と湿度から計算した熱の負荷(WBGT)をベースに、②各生き物の移動可否や形状特徴ならびに、③過去文献から示される各生き物への実際の影響を加味した上で、④各サウナの特徴や装飾を含めて人間が体感しやすいように生き物を配置していることを指します。

SAUNA INFO.

3F 休憩スペース

海とつながるサウナスペシャルブース

ABOUT

脱炭素社会に向けたドコモの挑戦​

環境への配慮は5Gだけではありません。ドコモは、よりよい未来や持続可能な社会の実現に向けて、自社事業による温室効果ガスの排出量を2030年までに実質ゼロにする取組みをはじめました。消費電力の削減や再生可能エネルギーの調達と共に、グリーン5Gをはじめとする環境配慮型の商品やサービスを展開するなど、脱炭素社会に向けたドコモとしての挑戦です。安心して暮らせる未来のために、どうぞ私たちと一緒に参加してください。カーボンニュートラルな世界を、みんなで一緒に。

SPECIAL THANKS

西田 梢​

筑波大学生命環境系 特任助教。専門は同位体地球科学、古生物。生物の殻や骨格の安定同位体比を用いて生息環境の温度履歴を復元する研究を行っており、温暖化をはじめとする気候変動が生物に与える影響を調査している。

広大な海の中では刻一刻と環境変化が進んでおり、海の生き物の生存や繁殖を脅かすようなことが起こっています。海の温暖化に注目した今回の展示では、美しい海やそこで暮らす多様な生き物にいま起こっていることを知りながら、サステイナブルな社会のためにできることを考えてもらうきっかけになれば嬉しいです。​

渡辺 佑基

国立極地研究所准教授。動物に小型の計測機器を取り付けるバイオロギングという手法を使って魚類、海鳥、海生哺乳類の生態を調べている。2014年『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』(河出書房新社)で毎日出版文化賞。

温暖化に特効薬はありません。最も大事なことは、一人ひとりが関心を持ち、情報を集め、考えを巡らせることだと思います。今回の企画がそのきっかけとなれば、大変うれしく思います。​

永島 計​

早稲田大学人間科学学術院、持続的環境エネルギー社会共創研究機構教授。医師。体温・水の代謝といったヒトにとっての根源的な機能の基礎研究をするとともに、医師として体温やカラダの水に関わる大きな問題である熱中症の解決方法や暑さの対処方法を探索。

昨今の地球温暖化や都市化に伴うヒートアイランド現象はヒトに大きな負担を与えています。例えば、熱中症の救急搬送数、高齢者の死亡者の増加につながり、様々な対策や啓蒙活動がなされていますが未だ解決には至っていません。では、われわれヒトの仲間でもある“暑い”ともいえない地球上の生物たちではどうなのでしょうか?サウナの暑さを感じながら、この疑問の答えを求めるこの企画に興味を持ち参加をしました。もちろんヒトにとってサウナは気持ちが良くて楽しい場なのですが、それを自分の生活環境に置きかえて考えることで、必ず何かが見えてくると思います。​​