地域からのお知らせ(東海)

名進研小学校と金城学院大学・名古屋市科学館を結ぶ遠隔授業の実施
~皆既月食をテーマにした小学4年理科~
<2021年5月11日>

学校法人名進研学園 名進研小学校
学校法人金城学院 金城学院大学
株式会社NTTドコモ東海支社

学校法人名進研学園 名進研小学校(以下、名進研小学校)、学校法人金城学院 金城学院大学(以下、金城学院大学)、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、名古屋市科学館と連携し、2021年5月21日(金曜)にLTE回線で接続した遠隔授業を実施します。名古屋では3年ぶりの皆既月食(5月26日(水曜))があることから、名進研小学校では、金城学院大学と名古屋市科学館をZoom(※1でつなぎ、1人1台タブレットを活用した「月」の学習を行います。

概要

新型コロナウイルス感染症の流行により、学校外での課外学習および外部から講師を招く出前授業の実施が困難になり、児童が本物に触れる機会が減りつつあります。そこで、金城学院大学は、金城学院大学と名古屋市科学館をオンラインで結び、学校にいながらにして専門家から受けることができる授業を企画いたしました。今回の授業では名古屋市科学館のリソースを利用することで、遠隔においてもリアリティー度を高めるとともに、ロイロノートとZoomを使った研究者との双方向のやりとりを通じて児童の学習に対する興味関心を高めていく工夫をしています。

名進研小学校では、2021年度から1人1台iPad(※2を導入しており、インターネットや授業支援ソフトロイロノートを日常的に活用しています。GIGAスクール構想が本格化する昨今、児童が遠隔地にいる専門家とリアルタイムにつながり、ロイロノートを使いながらワークをすすめる今回の取組みは、新しい学びのスタイルを模索するうえでも大変意義の高いものです。

ドコモでは、学習現場で利用するiPad等タブレットの販売のみならず、今後の新たな学習体験価値提供を産学共同で取組んでいきたいと考えています。

今後、本授業で得られた課題や効果をもとにし、より効果的・効率的な遠隔授業の実施方法などについて、金城学院大学が主体となり、名古屋市科学館およびドコモと連携して検証していきます。

授業の詳細

開催日時

2021年5月21日(金曜)午後3時15分~午後4時

実施場所

  • 名進研小学校:愛知県名古屋市守山区緑ヶ丘853-1
  • 金城学院大学:愛知県名古屋市守山区大森2-1723 国際情報学部 岩崎公弥子研究室(Zoomにて接続)
  • 名古屋市科学館:名古屋市中区栄2-17-1(Zoomにて接続)

授業内容(予定)

教科 理科(4年生)
単元名 「月や星の動き」
参加者 4年生 84名(28名×3クラス)
授業内容 今回の授業では、①ロイロノートを使った、月に関するワーク、②月の基本的な知識と月食の仕組み を行います。②は名古屋市科学館から学芸員がレクチャーします。

役割

名進研小学校 本授業のデザインを行うとともに、授業の実施をサポートする。
金城学院大学 本授業のデザインを行うとともに、授業の実施を行う。
(国際情報学部 岩崎公弥子教授)
ドコモ 本授業の通信ネットワーク面でのサポート、効果的なiPad活用のアドバイスを行う。
名古屋市科学館 名古屋市科学館の資料提供、ならびに、本授業のアドバイスを行う。授業時には皆既月食の解説を行う。
(学芸課 毛利勝廣天文係長)

  1. ZoomおよびZoom(ロゴ)は、Zoom Video Communications, Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
  2. 「iPad」は、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。

報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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