地域からのお知らせ(東北)
国土交通省スマートシティモデルプロジェクトに関する実証実験の開始について
2022年1月11日
仙台市
株式会社 NTTドコモ東北支社
仙台市、株式会社NTTドコモ東北支社は、国立大学法人東北大学と三者共同で、「ドローンによる360°撮影」×「AVATOUR(360°リアルタイム空間共有ソリューション)」×「XR」による共体験コミュニケ-ションに関する実証実験を開始いたします。
仙台市内における「新たなコミュニケーション手段の一般化とまちのポテンシャル・求心力の向上」を目的に、人やドローンによって撮影した360°カメラ映像を、ドコモが提供する「AVATOUR」を通じてリアルタイムに配信します。XRを用いて参加者同士がバーチャル空間内でコミュニケーションを行いながら、それぞれ自由な視点で時間と空間を共有することで、まちの多様な魅力への共感を得られるかを検証してまいります。
本実証実験は、「令和3年度国土交通省スマートシティモデルプロジェクト※1」の採択に基づく取り組みであり、2021年度は仙台市内および東北大学キャンパス内を中心として実証実験を行います。2022年度以降は仙台市内での広範なユースケースにおいて、導入にあたっての課題検証や実装に向けた検討を進めてまいります。
また、本事業を仙台市と東北大学が掲げる「仙台市×東北大学スーパーシティ構想」につながる先行取り組みと位置づけ、構想実現に向けた取り組みの推進を行ってまいります。
本取り組みは、2016年8月に締結した「仙台市及びNTTドコモによるICTを活用したまちづくりに関する連携協定※2」および2021年4月に締結した「仙台市のデジタル・トランスフォーメーション(DX)推進※3」に関する覚書に基づいた取り組みです。
今後もドコモは5G・IoT・AI等の先進技術および各種ICTツール・サービス等を活用して、「地域課題の解決」および「デジタルを活用したまちづくり・地域経済活性化」に寄与してまいります。
実施概要、期間及び内容について
1.実施概要
「ドローンによる360°撮影」×「AVATOUR(360°リアルタイム空間共有ソリューション)」×「XR」による共体験コミュニケ-ションに関する実証実験及び評価
2.実施期間
2022年1月5日(水曜)~2022年3月25日(金曜)
3.実施場所
東北大学 青葉山キャンパス(仙台市青葉区)他
4.実施内容
<本実証実験に関する目標>
本実証実験を通して、以下の内容を評価する
(1)情報伝達方法における理解・共感に係る仮説検証とともに有効性を評価する
(2)活用分野への利用シーン・発展性における有効性を評価する
(3)収集情報・技術課題による社会実装を想定した有効性を評価する
<実験の進め方>
人やドローンによって撮影した360°カメラ映像をドコモが提供する「AVATOUR」を通じてリアルタイムに配信する。XRを用いて参加者同士がバーチャル空間内でコミュニケーションを行いながら、それぞれ自由な視点で時間と空間を共有することで、共体感の効果を高めることを検討します。
5.各社の役割分担
仙台市 | 実証フィールドの提供、本実証実験結果の取りまとめ/評価 等 |
東北大学 | 実証フィールドの提供、本実証実験結果の取りまとめ/評価 等 |
ドコモ | 実証環境の構築/提供、本実証実験結果の取りまとめ/評価 等 |