地域からのお知らせ(四国)
NTTドコモと香川大学が地域探求型学習の防犯教育プログラムを開催
~若者世代があんしん・安全に暮らせる香川県をめざして!~
2022年4月25日
株式会社NTTドコモ 四国支社
株式会社NTTドコモ四国支社(以下、ドコモ)は、若者世代の防犯意識向上を目的に、国立大学法人 香川大学(学長 筧 善行 以下、香川大学)協力のもと、地域探求型学習の防犯教育プログラム(以下、本プログラム)を2022年3月11日(金)から4月23日(土)まで開催しました。本取り組みは香川大学との連携協定※1における、地域に根差した新たな学び方、働き方の実現に関する事項の取り組み事例で、ドコモとして防犯をテーマに地元の学生と実施した地域探求型学習プログラムは、全国初※2となります。
本プログラムは、香川大学の学生が立ち上げた防犯ボランティア団体「香川大学防犯パトロール隊」の学生が講師となり、県内中高生向けに防犯に関する講義やフィールドワークを行いながら、中高生が自ら地域の防犯課題について研究を行い、若者目線であんしん・安全な街づくりをめざす防犯教育プログラムです。少子化対策担当大臣賞を受賞した防犯アプリ「歩いてミイマイ」や、ドコモのネットワークを利用したLTEタブレットなどのICT機器を活用し、遠隔地にいる香川大学の講師からのアドバイスを受けながら、地域の防犯点検や地元住民のインタビューを行いました。
2022年4月23日(土)には、防犯を専門とする香川県防犯協会連合会、香川県防犯設備業防犯協力会、犯罪心理学者に対して、香川県藤井中学校と香川県立三本松高等学校の学生が、プログラムを通して得た防犯における地域課題や改善提案を報告しました。改善提案では、「ドローンと防犯ブザーを組み合わせた未来的なグッズ提案」や「事前学習から学んだ知識を活かした防犯されづらい服装対策」など、学生らしい自由で柔軟な提案があり、専門家からは「どの発表もよく考えられており、普段考えることのない防犯について考える機会になっていたことが伺える」と好評をいただきました。また、参加した学生からは「自分たちの住んでいる町や校区の安全な場所や危険な場所を知る機会になった」や「今回の取り組みを周りの人達にも知ってもらい、もっと自分たちの街をあんしん・安全な場所にしたい」等のコメントをもらうなど、若者世代の防犯意識向上において本プログラムの有効性を感じることができました。
今後もドコモはICTを活用した様々なソリューションの提供を通じて、地域に根ざした教育の支援や、地域課題の解決に貢献してまいります。
- 国立大学法人香川大学と株式会社NTTドコモとのアカデミア人材と先端技術を活用した地域課題解決に向けた連携協定(2021年1月28日締結)
- NTTドコモ調べ(2022年4月25日現在)
株式会社NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ株式会社、エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社は、新ドコモグループとして法人事業を統合し、新たなブランド「ドコモビジネス」を展開しています。
地域探求型学習の防犯教育プログラムの概要
- 1.概要
本プログラムは、香川大学の学生が立ち上げた防犯ボランティア団体「香川大学防犯パトロール隊」の学生が講師となり、県内中高生向けに防犯に関する講義やフィールドワーク行いながら、中高生が自ら地域の防犯課題について研究を行い、若者目線であんしん・安全な街づくりをめざす防犯教育プログラム。少子化対策担当大臣賞を受賞した防犯アプリ「歩いてミイマイ」や、ドコモのネットワークを利用したLTEタブレットなどのICT機器を活用し、遠隔地にいる香川大学の講師からのアドバイスを受けながら、地域の防犯点検や地元住民のインタビューを実施。
- 2.実施期間
2022年3月11日(金)~2022年4月23日(土)
≪詳細≫
3月中:香川大学生による中高生向けの防犯講義、フィールドワークの実施
4月23日(土):最終報告会の実施、防犯を専門とする香川県防犯協会連合会、香川県防犯設備業防犯協力会、犯罪心理学者からの講評 - 3.各社の役割
役割 NTTドコモ四国支社 ・プログラムの提供
・LTEタブレットなどのICT機器貸し出し国立大学法人 香川大学 ・フィールド提供
・参加中高生の支援(講義の開催・活動のサポート)香川県藤井中学校 ・プログラムの参加
・取り組み報告香川県立三本松高等学校 ・プログラムの参加
・取り組み報告