地域からのお知らせ(四国)
坂出市内全小学校・全教諭にLTEタブレットを配備し、プログラミング教育公開授業を開催
~2020年プログラミング教育必修化に向けて~
2020年2月10日
株式会社NTTドコモ 四国支社
株式会社NTTドコモ四国支社(支社長 三ケ尻 哲也/以下、ドコモ)は、坂出市(市長 綾 宏/以下、坂出市)と共同で、小学校のプログラミング教育必修化に対応するためのプログラミング教育用ロボット「e-Craftシリーズembot※1」(以下、embot)などを活用した実践授業を、2020年2月7日(金曜)に坂出市立川津小学校において公開授業として実施しました。
2020年から全面実施される小学校学習指導要領では、プログラミング教育が必修化されますが、特定のカリキュラムが定められていないため、授業を行う小学校の教諭の育成が大きな課題となっています。
そこで坂出市では、教諭が現場でスムーズに対応できるノウハウを蓄積するため、市内全10校の児童・全教諭を対象にドコモのLTE対応タブレットを配備しました。また、ドコモは教材の検討や教諭の研究を目的とした研究授業を、「embot」と「センサープログラミング※2」によって支援を行いました。
児童は、センサープログラミングアプリとセンサーを用いたプログラミングに取り組むことで、ロボットを自分が思い描いた通りに動作させるためだけではなく、身近な生活の中でも利用されていることを実感することができました。
ドコモは、プログラミング教育開始における教育現場の負担軽減に貢献するとともに、今後も多くの小学校で「embot」と「センサープログラミング」を活用いただくことで、次世代を担うこどもたちが、楽しみながら、自分たちで考え、試す、ということを自然と身に着けることができるよう、ICTを活用した新たな教育モデルの普及に取り組んでまいります。
- e-Craftシリーズとは、ドコモが開発するプログラミングによって操作可能な製品の総称です。
- 「センサープログラミング」とは、さまざまなセンサーと連携することで多様な教科や単元にプログラミング教育を取り入れることを可能にする教材です。「お客さま」と、ドコモの「研究開発部門」「法人営業部門」の三者が一体となって課題解決に取り組む「TOPGUN(トップガン®)」から生まれたソリューションです。
*「トップガン」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。
公開授業の内容
- 1.実施校
香川県坂出市立川津小学校(香川県坂出市川津町3093番地1)
- 2.開催日時
2020年2月7日(金曜)3時限目(午前10時35分~11時20分)
- 3.参加児童
5年生 26名
- 4.内容
プログラミング教育用ロボット「e-Craftシリーズembot」等を使ったプログラミング授業
- embotの動きを構想する
- 身近にあるプログラミングを利用しているものを探そう
- センサーとプログラミングが合わさると、できることを理解する
【センサープログラミング】
センサープログラミングとはセンサーと簡単に連携できる小学校向けプログラミング教材です。センサーを活用することで、教科にプログラミングを導入しやすくなります。
センサーの組み合わせ次第で、さまざまな教科でプログラミングが活用できるようになります。本教材は、授業導入を支援する指導案やサンプルプログラム、解説動画付きのパッケージでのご提供となります。


プログラミング教育にセンサーを活用することで、こどもたちの「身のまわりのこと」と「プログラミング」の結びつきを体感することができるようになります。そのことにより、こどものプログラミング的思考力、社会課題への関心、発想力の向上に貢献できることが期待できます。
- 5.授業の模様



