地域からのお知らせ(四国)

嶺北高校とのLTE対応教育タブレット導入実証実験を実施
~中山間地域の課題解決に向けたICTを活用した取り組み支援~

2019年7月16日

高知県立嶺北高等学校
株式会社NTTドコモ 四国支社

 高知県立嶺北高等学校(以下、嶺北高校)と株式会社NTTドコモ四国支社(以下、ドコモ)は、高知県教育委員会(以下、教育委員会)、日本マイクロソフト株式会社(以下、日本マイクロソフト)と連携して、中山間地域における1人1台学習環境を見据えた持ち帰り学習でのICT教育モデルを構築するために、生徒の学びの変化、教員の働き方改革の実現を検証する実証実験(以下、本実証実験)を、2019年7月17日(水曜)~2020年3月31日(火曜)の期間で実施します。

 本実証実験は高知県とドコモが2017年12月20日(水曜)に締結した、「地方創生の推進に向けた連携と協力に関する協定」に基づき、中山間地域の教育環境の充実の一環として行います。学習にはLTE対応Windows端末(日本マイクロソフト提供 以下、LTE対応タブレット)を使用し、教育機関向けの統合型情報共有クラウドサービス「Microsoft Office 365 Education」を活用するクラウドプラットフォームなどを提供します。

 嶺北高校では、地域課題解決を目的としたプロジェクト型学習「嶺北探究」の授業や授業以外の学習として無料公営塾「燈心嶺」で活用します。また基礎学力の定着と学力の向上のため、日々の自宅学習の記録やデジタル小テストの結果などの大量の学習データを蓄積、分析することで指導に活かすほか、短期海外留学者と学校とのコミュニケーションなどで活用を予定しています。なお今年秋ごろに教育関係者向けに、生徒がLTE対応タブレットを1人1台使用して学習している様子を見学していただく、公開授業の開催を予定しています。

 ドコモは、社会価値の協創を推進すべく、ICTを活用した教育、学生主体の教育スタイルの構築を支援してまいります。

実証実験の概要

1. 実施目的

  • 学習用に生徒1人1台のLTE対応タブレット導入による学びの変化の検証
  • LTE対応タブレット導入による教員の働き方改革実現の検証

2.実施期間

  • 2019年7月17日(水曜)~2020年3月31日(火曜)

3.対象

  • 嶺北高校 1年生37人、教職員3人 合計40人

4.実施内容

  • Microsoft Office 365 Educationを最大限活用した生徒のICT授業・教職員の働き方改革の推進に活用
  • 嶺北探究などの地域創造、地域課題解決などの探究授業での活用
  • 基礎学力の定着と学力の向上に活用

5.公開授業

  • 今年秋ごろに教育関係者向けに開催予定

6.LTE対応タブレット導入学習イメージ

※ 詳細については、改めてご案内いたします。

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