地域からのお知らせ(四国)
ダンボールロボットをプログラミングで動かそう!
〜四国初、プログラミング教材ロボット「embot」を利用した体験授業を実施〜
2018年2月20日
須崎市立上分小学校
株式会社NTTドコモ 四国支社
須崎市立上分小学校(以下、上分小学校)と株式会社NTTドコモ四国支社(以下、ドコモ)は、ドコモが企画開発しているプログラミング教材ロボット「embot®」を活用し、「小学校プログラミング教育必修化に向けたプログラミング体験授業」を2018年2月27日(火)に実施します。
須崎市では、2020年の小学校でのプログラミング教育の必修化にむけて、2018年からの移行期間に体験授業を実施し、児童だけでなく、先生にとっての教材の扱い方などについても検証を行います。小学校のプログラミング教育の狙いとして、子供たちに、自分が意図した処理をコンピュータに指示して動かせるという体験をさせながら、将来どのような職業に就いても、時代を超えて普遍的に求められる力としての「プログラミング的思考」などを育みたいと考えています。
今回会場校となる上分小学校は、小中一貫教育を推進しており、本授業は上分中学校 橋村 政海先生が小学校6年生を対象に実施します。橋村先生は、2013年から3年間、須崎市教育委員会のキャリア教育推進員を務め、キャリア教育の第一人者でもあります。
ドコモでは、昨年度より全国各地で「embot」を利用したプログラミングセミナーや体験授業を実施しており、このようなプログラミング教育に「embot」を利用できる意義は大きいと考えております。また、本取り組みはドコモが中期戦略2020「beyond宣言」におけるソリューション協創を進めるにあたり、研究開発部門・法人営業部門で組織横断的に構成した混成チームがお客様の課題解決を図る取り組みである「トップガン™」にて推進するものです。今後も多くの小学校に活用頂くことで、次世代を担う児童に、付加価値が高い新たな教育の開発に寄与してまいります。
須崎市とドコモでは、今回の体験授業で得られた、結果や課題を市内の小学校に共有することで、2020年に向けたプログラミング教育の指導に役立てることとしています。
- 「embot」「トップガン」は、株式会社NTTドコモの商標または登録商標です。
「プログラミング教育必修化に向けた体験型授業」概要
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授業名
- 「プログラミング教育必修化に向けたプログラミング体験授業」
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開催日時
- 2018年2月27日(火) 午後1時40分〜午後3時20分
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場所
- 高知県須崎市立上分小学校
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参加児童数
- 6年生 9名(予定)
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授業内容
- モーターやLEDについて、理解し、工作するロボットを考える
- 考えたロボットを段ボールで工作する
- 作ったものを想定した動きをさせるようにプログラミングする
- 実際のプログラムを確認し、プログラミングについて、理解を深める
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授業者
- 須崎市立上分中学校 橋村 政海 先生
中学校の美術教員であるが、漫画や情報教育にも精通し、PCを使った教材で情報リテラシーを育てるなど、ユニークな授業も行っている。また、高知県文化生活スポーツ部まんが王国土佐推進課の事業にも関わり、高知県下の小中学生に漫画を教えに行くなど、漫画を教育に活かす取り組みも行なっている。ブログやツイッターでも作品を発信し、テレビ等で紹介されるなど、幅広く活動している。
- 須崎市立上分中学校 橋村 政海 先生