地域からのお知らせ(四国)
高知海上保安部との合同防災訓練の実施について
2016年11月1日
株式会社NTTドコモ四国支社(以下、ドコモ四国支社)は、2016年11月4日(金)に高知県で初めて、高知海上保安部と合同で南海トラフ地震を想定した防災訓練を実施します。本訓練は、「災害時における通信確保のための相互協力に関する協定」に基づき行います。
今回の訓練は、南海トラフ地震発生により、沿岸部の基地局が被災し陸路が遮断され陸送が困難となった場合や離島へ、海上輸送にて可搬型基地局を運送し応急復旧することを想定したものです。訓練では、可搬型基地局装置を巡視船へ積み込む作業手順および、海上輸送時の問題点などの確認を実施します。
今後もドコモは、災害時の通信を確保するため、災害に強い通信ネットワークの構築を図るとともに、ネットワークの安全性と信頼性の向上に、より一層努めてまいります。
合同防災訓練概要
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日時
- 2016年11月4日(金曜)午前9時〜午前10時30分
- 雨天決行。天候状況によって、訓練内容を縮小することがございます。
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場所
- 高知港湾合同庁舎前の港(高知県高知市桟橋通5丁目4番55号)
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協力機関
- 高知海上保安部
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訓練内容
- <訓練想定>
- 南海トラフ巨大地震が発生し、津波などの発生で、陸路での移動が困難な場合の通信環境の復旧のための海上輸送
- <目的>
- 作業手順の確認および、海面輸送行程・問題点の確認
- <訓練内容>
- ・手作業による災対機器の搬出入訓練
- ・船内固定確認
- ・大規模津波総合訓練で使用の通信機器搬入訓練
訓練積み込み機器概要
衛星エントランス+可搬型基地局装置
- <機器名>
- 衛星エントランス(IP-STAR)、可搬型基地局装置
- <特徴>
- ・IP-STAR 衛星サービスを利用し、日本全土を4ビームでカバー
- ・IP-STAR サービスエリア内で衛星との見通しがあれば、アンテナ、モデム、基地局装置を設置することにより早期にエリア化が可能

参考
高知海上保安部所属巡視船
- <出動船>
- 巡視船「とさ」
- <運搬物>
- IP-STAR、マルチチャージャー、衛星携帯電話、発電機 など
