ドコモからのお知らせ
【注意喚起】年末年始も「フィッシング詐欺」・「不正送金詐欺」にご注意ください!
2025年12月25日
年末年始などの長期休暇期間中は、悪意者によるSMSやメール、SNSのダイレクトメッセージ、メッセージアプリなどを用いた詐欺行為の増加が予想されます。また、昨今、フィッシング詐欺などで盗んだ情報から、インターネットバンキングやQR決済サービスなどを悪用した不正送金やクレジットカードの不正利用の被害が急増しています。新たな手口として自動音声を利用した音声通話により情報を盗む詐欺も発生しています。「フィッシング詐欺」及び「不正送金詐欺」被害に遭わないよう、引き続きご注意ください。
<フィッシング詐欺・不正送金詐欺とは>
フィッシング詐欺とは、有名企業やサービスからのSMS・メールを装い、受信者に偽のウェブページにアクセスするよう仕向け、そのページにおいて「IDやパスワード」「クレジットカード番号」「銀行口座番号」などの入力を要求し、情報を盗み取る行為をいいます。偽のウェブページから悪意のあるアプリ(マルウェア)のインストールが求められ、そのアプリから情報が盗み取られる場合もあり注意が必要です。
また、不正送金詐欺とは、利用者の口座から不正に送金させたり、ポイントをだまし取る詐欺です。フィッシングメールやウイルス感染などを手口に、他人のインターネットバンキングやポイント系サービスのID・パスワードなどの認証情報を盗み取ることで悪意のある第三者が金銭やポイントを盗もうとします。
<被害に遭わないためのセキュリティ対策>
- 見知らぬ番号からの電話は取らず、自動音声に従った情報入力を避け個人情報を回答しない
自動音声を悪用した利用料金や利用停止に関する連絡などが来ても、銀行口座情報や個人情報を回答しないようご注意ください。
ドコモインフォメーションセンターを装った実例はこちら - 不審なSMS/メール/ダイレクトメッセージのURLをクリックせず、不審なサイトに個人情報を入力しない
SMS/メールのURLからアクセスしたサイトでID・パスワードやクレジットカード情報、個人情報などを入力しないようご注意ください。
また、SNSのダイレクトメッセージやメッセージアプリを利用した個人を狙った攻撃も発生しているため、不審な送信者や唐突な内容の連絡にもご注意ください。
フィッシング文面の実例はこちら - パスワードは使いまわさず、パスキー認証を活用する
パスワードの使い回しは避けましょう。フィッシング詐欺でパスワードが盗まれた場合、お客さまのさまざまなサービスが不正利用されるリスクが高まります。
より安全にご利用いただくために、フィッシング詐欺による不正アクセスのリスクが低いパスキー認証をご活用ください。
パスキー設定のご説明・設定方法はこちら - 端末・アプリのソフトウェアを常に最新にしておく
新しいバージョンには脆弱性に対処するためのソフトウェアも含まれており、よりあんしん・安全で快適にご利用いただくことができます。
端末・アプリのアップデート方法はこちら - 提供元不明のアプリ/構成プロファイルをインストールしない
マルウェア感染の原因となるため、提供元が不明なアプリのインストールや身に覚えのない構成プロファイルのインストールは実施しないでください。
提供元不明のアプリインストール許可設定をOFFにする方法はこちら - 疑わしい取引は行わない
見知らぬ人との金銭やポイントのやりとり、SMSやメールなどネット上でチケット転売や商品売買などの個人取引は行わないでください。
ネット上でこれまでにやりとりがある相手でも、取引時に氏名・携帯番号・固定電話番号・住所などで相手を十分に確認し、確認できない場合や少しでも怪しい場合は取引をしないでください。 - 自分は大丈夫!と過信しない
悪意者は心理の隙を狙って巧妙な手口で攻撃してきます。特に年末年始は被害が多発しやすい時期なので、いつも以上に警戒してください。
さらに、スマートフォンをさまざまな脅威からお守りするセキュリティ対策サービス「あんしんセキュリティ」もぜひご利用ください。
あんしんセキュリティのご紹介はこちら
万が一被害に遭った場合の対応などについては、ドコモ公式サイト内の「フィッシング詐欺への対策」で紹介していますので、ぜひご確認ください。