地域からのお知らせ(九州・沖縄)

沖縄県立沖縄水産高等学校とNTTドコモ、
実習船「海邦丸」の多目的利用推進に関する協定を締結

2022年3月22日
沖縄県立沖縄水産高等学校
株式会社NTTドコモ九州支社

 沖縄県立沖縄水産高等学校(校長 福地 修、以下、沖縄水産高校)と、株式会社NTTドコモ九州支社(執行役員九州支社長 齋藤 武、以下、ドコモ)は、船舶が持つ高いポテンシャルを活用し、生徒の乗船実習以外に地域の災害等での有事の際に地域貢献が図れる様、「実習船『海邦丸』の多目的利用推進に関する連携協定」を締結します。

1.協定の名称

「実習船『海邦丸』の多目的利用推進に関する連携協定」

2.協定締結日

2022年3月22日(火)

3.協定締結の目的

 沖縄水産高校は、実習船「海邦丸」による長期間の航海実習を通して、海技士を育成しております。
 また、通常の育成としての場としてだけでなく、災害等有事の際における救援物資の輸送や通信網の補助活動などに「海邦丸」を活用したいと考えておりました。
 一方、ドコモは、災害に強い通信ネットワークの構築や可搬型の臨時基地局設備の配備、無料充電サービスなど地域の防災力強化、地域住民の安全の確保に向けて取り組んでおります。
 輸送機能、発電機能など船舶が持つ高いポテンシャルを活かし、災害時通信確保の取り組みなど、実習船「海邦丸」の新たな活用方法の創出をめざして、相互に協力して取り組みを行っていくことに合意し、今回連携協定を締結する運びとなりました。

4.連携事項

(1)自然災害その他有事における実習船「海邦丸」の有効活用に関すること
(2)その他、実習船「海邦丸」の更なる有効活用に関すること

協定で連携・協働していく分野および主な内容

連携・協働分野 主な内容(予定)
①自然災害その他有事における実習船「海邦丸」の有効活用に関すること ■船上基地局の運用による災害時通信の確保
海上に錨泊した船舶上に設置した基地局(船上基地局)から沿岸部の陸上に向けて電波発射することで、災害によりサービス中断した地域のエリア復旧を行い、災害時通信の確保を図ります。
②その他、実習船「海邦丸」の更なる有効活用に関すること

<実習船「海邦丸」>

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<船上基地局のサービス構成イメージ>

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※衛星エントランス回線・・・交換局と基地局を結ぶ回線(エントランス回線)に衛星回線を利用したもの。

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