地域からのお知らせ(九州・沖縄)
宗像市、株式会社道の駅むなかたとドコモがEDGEMATRIX®を活用した
道の駅むなかた来場車両管理の実証実験を開始
~宗像市DX推進取組みの一環~
2021年10月21日
宗像市
株式会社道の駅むなかた
株式会社NTTドコモ九州支社
宗像市(市長:伊豆美沙子)、株式会社道の駅むなかた(代表取締役:中野 和久、以下道の駅むなかた)と株式会社NTTドコモ九州支社(執行役員九州支社長:齋藤 武、以下NTTドコモ)は、EDGEMATRIX(エッジマトリクス)株式会社(代表取締役社長:太田 洋、以下、EDGEMATRIX社)が提供する映像エッジAIプラットフォーム「EDGEMATRIX®(エッジマトリクス)」を活用して、2021年10月下旬から約1ヶ月間、道の駅むなかたに来場する車両管理の実証を行います。
道の駅むなかたは福岡市、北九州市、飯塚市の中間地点に位置し、世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群もあり福岡県内においても集客力が高い場所でもあり、国内観光拠点の重要な施設です。
宗像市では従来、来訪者に対し紙ベースでのアンケート収集による来訪者の属性把握を行い、施策検討を実施していましたが、季節による変動や日々の動向についての把握が難しい状態でした。本実証では、庁内のDX推進の取組みを加速させていく中、来訪車両のナンバープレート画像より地域名データを抽出・蓄積、分析することで、ビックデータの収集による取組検討の有効性を判断する実証といたします。
1.EDGEMATRIX®実証事業の概要
□実証期間:2021年10月下旬~ 約1か月間
□設置場所:道の駅むなかた
□収集データ:車両ナンバープレート画像より地域名データを抽出、蓄積
<実証実験イメージ>
道の駅むなかた来場車両管理の実証実験


<実証内容>
道の駅むなかたの駐車場出入り口に設置したカメラ映像をエッジAI(Edge AI Device)で映像データ解析します。
車両ナンバープレート画像より地域名をデータ抽出・蓄積し、ビックデータ収集の有効性を検証していきます。
実証実験イメージ概要図



<各者の役割>
- 宗像市:実証で取得したデータの分析・各種施策への反映
- 道の駅むなかた:実証場所の提供
- NTTドコモ:車両ナンバー画像の撮影に関する機器の設置、解析システム(EDGEMATRIX®)にて取得したデータの提供
2.EDGEMATRIX®とは
「EDGEMATRIX®」は、現場(エッジ)でカメラ映像などをAI処理する「エッジAI」を簡単に導入、運用できる映像エッジAIプラットフォームです。屋内外に設置する多数のエッジAIデバイス「Edge AI Box」やカメラの、稼働状況の監視や設置場所の管理のほか、遠隔操作を行うことができます。また、お客さまがご利用になるAIアプリを簡単に購入ができる「EDGEMATRIX®ストア」も提供しており、AIソリューションの導入が容易となるサービスです。
- 「EDGEMATRIX®」は、EDGEMATRIX株式会社の登録商標です。