株式会社NTTドコモは、東日本大震災を契機とした「新たな災害対策」を策定しており、通信設備の早期復旧やお客様の更なる利便性向上に向けた取り組みを進めております。このうち、「大ゾーン基地局」については、広域災害・停電時にも人口密集地の通信を確保することを目的に設置を進めているところであり、今回、2011年11月30日(水曜)に福岡県・鹿児島県・沖縄県にそれぞれ1ヶ所の設置が完了しました。また、九州・沖縄の他県についても2011年内に全て設置が完了する予定です。
九州・沖縄エリアにおける大ゾーン基地局の設置場所一覧
県名 |
設置完了 |
設置予定 |
合計設置数 |
福岡県 |
福岡市(11月30日) |
久留米市(12月予定)
北九州市(12月予定) |
3 |
佐賀県 |
— |
佐賀市(12月予定) |
1 |
長崎県 |
— |
長崎市(12月予定) 佐世保市(12月予定) |
2 |
熊本県 |
— |
熊本市(12月予定) 八代市(12月予定) |
2 |
大分県 |
— |
大分市(12月予定) 別府市(12月予定) |
2 |
宮崎県 |
— |
宮崎市(12月予定)
都城市(12月予定) |
2 |
鹿児島県 |
鹿児島市(11月30日) |
姶良市(12月予定) |
2 |
沖縄県 |
那覇市(11月30日) |
沖縄市(12月予定) |
2 |
大ゾーン基地局とは、広域災害・停電時に、人口密集地の通信を確保するため、通常の基地局とは別に、半径約7km、360°のエリアをカバーする災害時専用の基地局です。耐震性の高いビルや鉄塔に設置するとともに、無停電化や伝送路の2ルート化による信頼性を確保した設計としています。
大ゾーン基地局の設置数は、2011年内に全国で合計約100ヶ所に設置する予定です。
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