地域からのお知らせ（関西）

ドコモとダイドードリンコが『自動販売機の基盤を活かした5G基地局』によるサービスエリア提供を2020年内に開始

2020年11月5日

株式会社NTTドコモ関西支社
ダイドードリンコ株式会社

株式会社NTTドコモ関西支社（以下、ドコモ）とダイドードリンコ株式会社（以下、ダイドー）は、ダイドーの自動販売機の上部に5Gアンテナ（sub6:3.7GHz帯）を設置し、5G携帯電話向けのサービスエリア拡充を2020年内にサービス開始します。自動販売機の基盤を活かした「自動販売機の5G基地局化」によるサービスエリアの提供は、日本初^※1となります。

設置予定の5G基地局アンテナ（本自動販売機はPR用のものです）

5Gサービスの展開拡充するために、スモールセル基地局^※2用のアンテナ増設が必要とされるなか、建物の屋上や壁面は設置場所が限定されることや、街の景観を損ねることが課題となっています。また、突発的な基地局需要に、どこにでもある自動販売機を使うことで、早期対応可能になる見込みがあります。そして、『お客様にとってより身近な存在として自販機の新たな価値を提供することが可能となる』といったダイドーの想いとも一致し、今回ドコモとダイドーは、共同構築に至りました。

さらに両社は、今後（2021年度以降）も自動販売機の5G基地局化の拡充に向けた共同構築を予定しており、5Gサービスのさらなるお客様満足度向上に努めていきます。

1. ドコモ・ダイドー調べ
2. 主に高トラヒックエリアに、通常基地局のエリア内に設置する、小さなサービスエリアを構築する基地局