地域からのお知らせ(関西)

AIを活用したオンデマンド交通システム「AI運行バス」が河内長野市南花台モビリティの予約システムとして運用開始
~「AI運行バス」で移動利便性向上と地域経済活性化をめざす~

2019年11月29日

株式会社NTTドコモ関西支社

このたび、株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)が提供するAI(人工知能)を活用したドコモのオンデマンド交通システム「AI運行バス®」が、河内長野市で2019年12月9日(月曜)から運行開始する南花台モビリティ「クルクル」における予約システムとして採用されました。

河内長野市は、主に自動車運転免許証を返納された地域住民のための移動手段の確保という地域課題に取り組まれています。今回、環境省が主導する「IoT技術等を活用したグリーンスローモビリティの効果的導入実証実験」の採択を受け、河内長野市南花台モビリティ「クルクル」として実現することになりました。

「AI運行バス」は、乗りたいときに行きたい場所まで、自由に移動できるオンデマンド交通システムです。リアルタイムに発生する乗降リクエストに対して、AIを使い膨大な計算量から効率的な車両・ルート(乗り合せる組合せ)をリアルタイムに算出します。お客さまがスマートフォンのアプリや電話から行った予約をもとにAIが車両配車を行うことで、お客さまにとって効率的な移動を実現します。2019年4月より「AI運行バス」のサービス提供を開始し、これまで延べ20万人を超える方々の輸送に貢献してきた実績があります。

観光や生活における多様な移動に関する社会課題の解決には、便利かつ効率的な移動手段の提供が必要であり、近年、鉄道やバスなどの異なる移動手段を統合し提供するMaaS(mobility as a service)が課題解決に繋がるとして注目されています。「AI運行バス」は、移動手段に加え、商業施設のサービスを、MaaSプラットフォームとして統合することで、交通と商業施設の連携を促し、交通需要増大および商業施設の売上向上につなげ、結果として、移動の社会課題解決をめざします。

今後も、5GやAIなど、ドコモが保有する最新の情報通信技術を活用し、更なる社会の発展に貢献してまいります。

  • 2019年11月19日現在の輸送実績です
    「AI運行バス」は株式会社NTTドコモの登録商標です。

<利用者向けスマートフォンアプリの画面(一部)>

トップ画面
3つの予約方法を用意

頻繁に使うルートは
「Myルート」として登録可能

予約確認画面
おおよその到着時刻を表示

(AI運行バスHP:別ウインドウが開きますhttps://yokohama.ai-bus.jp/

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