地域からのお知らせ(中国)

地域生活交通の課題を解決!
庄原市で「AIデマンド交通」実証実験を開始
~ドコモの「AI運行バス」で乗りたい時に乗れる!を効率的に実現します~
期間:2019年11月1日(金曜)~2019年11月29日(金曜)

2019年10月29日

庄原MaaS検討協議会(事務局:庄原商工会議所)
株式会社NTTドコモ 中国支社

 庄原MaaS検討協議会(事務局:庄原商工会議)は、「庄原地区先進過疎地対応型MaaS検討・実証プロジェクト」の一環である、「地域生活交通MaaSプロジェクト(以下 本プロジェクト)」を2019年11月1日(金曜)から開始します。
 株式会社NTTドコモ中国支社(以下 ドコモ)は、庄原MaaS検討協議会の参加団体として、本プロジェクトで「AI運行バス®」を活用したAIデマンド交通実証実験(以下 本実証実験)に参画します。

 庄原市は、かねてより地域生活公共交通の維持を課題としており、本実証実験はその課題解決に向けた取組みの一つです。本実証実験を行う地域では、人口減少による利用者減、通学をメインとした運行ダイヤへのシフト、ドライバー不足といった現状により、利用者が利用したい時間帯の公共交通運行数が減少しています。
 ドコモの「AI運行バス」はオンデマンドの乗合型交通サービスで、路線や運行ダイヤなどは存在せず、利用者が乗りたいときに行きたい場所までダイレクトに運ぶ新しい交通手段です。
 これにより、利用者は利用したい時間帯にバスを利用でき、バス運行会社は効率的な運行により、ドライバー不足を補うことが出来ます。
 本実証実験は、事前登録済みのモニター約100名が庄原市中心部と本村・峰田地区を1日2往復する「AIデマンドバス」を利用するものです。
 庄原MaaS検討協議会は、利用者数、利用者の満足度を検証するとともに、運営上の課題を洗い出し、「AIデマンドバス」の2022年度の本格導入をめざします。

  • 本実証実験は国土交通省がMaaS等の新たなモビリティサービスの推進を支援する「新モビリティサービス事業」の「先行モデル事業」として2019年度に選定された事業の一環です。
  • 「AI運行バス」は株式会社NTTドコモの登録商標です。

実証実験概要

1.実施期間

2019年11月1日(金曜)~11月29日(金曜)平日のみ

2.実施エリア

庄原市中心街⇔本村・峰田地区(乗降場所は49ヶ所)

3.実施概要

  • 乗車料金:実施期間中定額で乗り放題
    本村地区1,600円 峰田地区1,400円
  • 運行時間:午前8時10分~午後4時 (1日2往復)
  • 車両:備北交通(株)の9名用乗合バス1台
  • 対象者:本村・峰田地区の住民モニター約100名
  • 利用方法:電話による事前予約

4.ドコモの役割

「AI運行バス」の提供

<ドライバー向けシステム画面イメージ>

車両の現在地や利用者の乗降情報がリアルタイムに更新され、地図や文字で表示されます。

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