地域からのお知らせ(中国)
災害発生時の遠隔状況確認に活用!
セルラードローンによるリアルタイム動画伝送を実証実験
実証実験:2019年3月6日(水曜)午後1時30分~午後3時
場所:広島県三次市 江の川河川敷
2019年2月22日
株式会社NTTドコモ 中国支社
株式会社シーエム・エンジニアリング
株式会社NTTドコモ中国支社(以下 ドコモ)と株式会社シーエム・エンジニアリング(以下 シーエム・エンジニアリング)は、2019年3月6日(水曜)に一級河川 江の川において、セルラードローンによるリアルタイム動画伝送の実証実験(以下 本実証実験)を行います。
シーエム・エンジニアリングはかねてより、業務を行っていくにあたり様々な場面でドローンを活用していましたが、飛行範囲が限られている現状のドローンでは、広範囲の状況をリアルタイムに確認できないといった課題がありました。
本実証実験では、セルラードローン(携帯電話を搭載したドローン)での長距離飛行、遠隔での飛行経路制御、撮影映像の複数拠点への配信により、遠隔での状況確認手法の確立をめざします。
ドコモでは、2016年よりセルラードローンを活用した実証実験を行っており、本実証実験においてもドコモが開発中のLTE通信デバイスを搭載したドローンを使用します。
本実証実験にあたっては、国土交通省中国地方整備局三次河川国道事務所の許可を得て実施します。
実証実験イメージ


実証実験概要
1.目的
河川巡視業務のセルラードローン活用による有効性を検証し、今後の河川巡視業務の更なる効率化及び災害発生時の遠隔での状況確認手法の確立するため。
2.実証内容
セルラードローンを利用し、次の項目を検証する。
- 長距離飛行
- 運行支援機能活用による飛行中の経路変更
- 映像伝送システムの映像品質
3.実施日時
2019年3月6日(水曜) 午後1時30分 ~ 午後3時
- 雨天、強風などで実施できない場合は2019年3月7日(木曜)に実施。
4.実施場所
広島県三次市作木町周辺の江の川河川敷
5.役割分担
- ドコモの役割
- セルラードローン機体一式の提供及び操縦
- 映像伝送システム一式の提供及び配信
- シーエム・エンジニアリングの役割
実証実験の全体運営