「デュプレスター」システムを発売
-FOMA/無線LANデュアル端末で衛星回線通話が可能に-
<2007年2月6日>
NTTドコモグループ9社は、FOMA®/無線LANデュアル端末で衛星通信を利用した通話が可能になる「デュプレスターTM」システムを本日から法人企業様向けに発売いたします。
「デュプレスター」システムは、災害時などの通信手段確保に役立つ「衛星電話(ワイドスター®)」と携行性に優れた「FOMA/無線LANデュアル端末」および「デュプレスター対応SIPサーバ」を組み合わせることにより、1台の端末で、「FOMA回線通話」、「衛星回線通話」、「無線LAN環境下の内線通話」の3つの通話形態が可能になります。
災害などでFOMAが使えない場所でも、衛星電話からSIPサーバを介して半径約30メートル1 の範囲で衛星回線通話および内線通話ができるようになります。
また、2008年4月以降、本システム内にマルチホップ機能2 を有する可搬型アクセスポイントを増設することで、通話利用可能範囲をさらに拡大できる「デュプレスター・エリアプラスTM」の提供を予定しています。
なお、「デュプレスター」システムの概要は以下のとおりです。
「デュプレスター」システムの概要
システムイメージ
通話形態
FOMA回線通話、衛星回線通話、無線LAN環境下の内線通話1
音声通話以外の機能
利用できるFOMA/無線LANデュアル端末
N900iL、N902iL(発売予定)
発売開始日
2007年2月6日(火曜)
販売方法
全国のドコモ法人営業部門による販売
システム基本構成品
構成品 | 仕様 | |
衛星電話 | ワイドスター・デュオ | 高さ202mm×幅185mm×厚さ45mm 重量: 約1.7kg 電源: 内蔵バッテリ |
FOMA/無線LAN デュアル端末 |
N902iL![]() |
高さ106mm×幅51mm×厚さ25mm 重量: 約123グラム 電源: 内蔵バッテリ |
N900iL | 高さ102mm×幅48mm×厚さ27mm 重量: 約120グラム 電源: 内蔵バッテリ |
|
通信制御装置 | マルチアダプタIV![]() |
高さ45mm×幅134mm×厚さ205mm 重量: 約1kg 電源: AC電源 |
SIPサーバ | SR-53V for WIDESTAR![]() |
高さ140mm×幅39mm×厚さ125mm 重量: 約0.3kg 電源: AC電源 アクセスポイント機能 |
1 SIPサーバに登録した端末同士。
2 N902iL(発売予定)のみ。
3 別途ルータおよびデータ通信用のオプション品が必要となります。
4 N902iLの仕様は予定です。
5 マルチアダプタIVは、ドコモ・センツウ株式会社の製品です。
6 SR-53V for WIDESTARは、アイコム株式会社の製品です。
価格はすべてオープン価格です。システム構築には工事費などが別途かかります。
「デュプレスター」「デュプレスター・エリアプラス」「ワイドスター」「FOMA/フォーマ」は、NTTドコモの商標または登録商標です。
報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。なお最新のお問い合わせ先は、お問い合わせをご覧ください。