通信衛星「N-STAR d号機」の運用を開始
<2006年7月3日>
NTTドコモ(以下ドコモ)は、衛星電話サービス「WIDESTAR(ワイドスター)」のサービス品質向上のため、「N-STAR d号機」を2006年7月1日(土曜)より運用開始いたしました。
「N-STAR d号機」は、2006年4月13日(木曜)にJSAT株式会社が米国ロッキード・マーティン社から調達した衛星を米国シー・ローンチ社ロケットで打ち上げに成功した衛星であり、現在ドコモの衛星電話サービスで利用している「N-STAR a号機」の後継として運用の切り替えを実施いたしました。
これにより、ドコモの衛星電話サービスは、「N-STAR c号機、d号機」にて運用することとなります。
衛星電話サービスは昨今の各企業の安全・危機管理への取り組みにより、災害時に携帯電話の補完として需要が高まってきております。ドコモは今後も衛星電話サービスの向上と安定した通信の提供に取り組んでまいります。
今回の運用移行に伴う衛星移動電話サービスの概要
衛星構成 | N-STAR 2衛星(c号機、d号機) |
衛星寿命 | 12年以上 |
衛星軌道 | 東経132度(d号機)、東経136度(c号機) |
衛星高度 | 36,000Km |
周波数 | 衛星〜端末(Sバンド) 2.6GHz/2.5GHz 基地局〜衛星(Cバンド) 6GHz/4GHz |
通信方式 | デジタル方式 |
データレート | 回線交換方式…音声/5.6kbps、データ/4.8kbps、FAX/4.8kbps パケット通信方式…上り(端末→DoPa網)/4.8kbps、下り(DoPa網→端末)/最大64kbps |
提供エリア | 日本全土+沿岸約200海里 |
提供サービス | 回線交換方式…音声/データ/FAX![]() パケット通信方式…パケット |
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