IrSimple対応のFOMA®端末を開発
<2005年9月28日>
NTTドコモでは、2005年8月25日に国際標準規格に採用された高速赤外線通信方式「IrSimple」に世界で初めて対応したFOMA端末の試作機をシャープ株式会社(社長:町田 勝彦、本社:大阪市阿倍野区)と共同で開発しました。
本試作機のデータ転送速度は約3.8Mbps以上を実現しており、これは従来機(IrDA通信方式:約20kbps〜約70kbps)に比べて約50倍以上の速度となります。これにより、携帯電話同士での電話帳や画像などの転送時間が短縮されるほか、高速化に伴う大容量のデータ転送が可能となることから新たな用途での利用が期待されます。
主な特長は以下のとおりです。
なお、本試作機は、2005年10月4日(火曜日)から8日(土曜日)まで幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2005」のドコモブース内にて展示する予定です。
IrSimple対応試作機の主な特長
1. 特長
- 2メガピクセルの画像(約500KB)を転送する時間は約1秒。
- 従来機(IrDA通信方式)との互換性有。(従来のIrDA通信方式での通信も可能)
- 同一サイズのファイル送信時の消費電力量は、従来機(IrDA通信方式)に比べて約1/60。
- 携帯電話に装着しているminiSDTMカード内データのダイレクト送受信が可能。
2. 高速化に伴う大容量のデータ転送で予想される利用イメージ
- 「FOMA/フォーマ」はNTTドコモの登録商標です。
- 「miniSD」はSDアソシエーションの商標です。
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