「NTTドコモCSR報告書2005」を発行
<2005年8月31日>
NTTドコモ(以下ドコモ)は、2004年度の環境保全活動ならびに社会性に関わる活動報告をとりまとめた「NTTドコモCSR報告書2005」を本日、発行しました。
1. 「NTTドコモCSR報告書2005」のポイント
- 携帯電話の社会・環境的影響に対するドコモの取り組みを特集
- (1) 災害発生時における多様な対応
- 地震などの災害や設備の不具合の際には、的確な判断により、確実、迅速な対応を行い、ネットワークの安全性と信頼性の向上に努めています。また、2004年1月より「iモード災害用伝言板サービス」を開始し、新潟県中越地震では多くの方々にご利用いただきました。
- (2) 携帯電話の負の側面への対応
- 迷惑メールの撲滅に向けた諸施策の強化と携帯電話機におけるウィルス対策などについて特集するとともに、携帯電話を安心してご利用いただくことを目的として実施している「ケータイ安全教室」や子供向けの冊子やHPなどの啓発活動、ご家族の安心を考えた各種サービスの拡充について紹介しています。
- (3) ユニバーサルデザインの推進
- 「ドコモ・ハーティスタイル」は全ての人が使いやすい製品・サービスを追求していくというユニバーサルデザインの考え方に基づいています。2004年度も全てのお客様にご利用いただけることを目指し、製品の企画からお客様窓口までが一体となって活動しました。
- (4) 地球環境保全
- 省エネルギー、CO2削減や従来使用されていた資源の節減に貢献したモバイルマルチメディアの活用例を紹介や循環型社会の実現に向けて、回収した携帯電話を100%リサイクルするシステムの構築、環境負荷が少ない携帯電話端末の開発など、ドコモの環境保全活動を紹介しています。
- 社会貢献活動報告を充実
- (1) 「ケータイ安全教室」の開催
- 子どもたちが携帯電話を正しく安全に使うための知識やマナーを教える「ケータイ安全教室」を2005年度中に最大200校で開催を予定しています。
- (2) 「ドコモの森」の全国展開
- 地域温暖化防止の観点より、現在海外も含め26ヵ所ある「ドコモの森」を、2012年までに47都道府県すべてに展開することを目標に取り組んでいきます。
- (3) 復興支援の取り組み
- 新潟県中越地震の被災地へ義援金・社員募金の寄付、インド洋大津波の被災地へ義援金・社員募金の寄付および無線設備の寄贈、学校建設支援を行いました。
- 使用済み携帯電話等の回収および温室効果ガス削減目標を報告
2004年度の使用済み携帯電話の回収率は27.8%でしたが、2010年度には50%を目標に積極的に回収に取り組んでいきます。
また、地球温暖化防止に向けてCO2などの温室効果ガスの排出量を2010年度の自然体ベースの予想排出量から15%以上削減する目標を定めるとともに、自社施設において太陽光発電システム(49カ所)、風力発電システム(8ヵ所)、コージェネレーションシステム(15ヵ所)を活用し、2004年度末でこれらの総発電量は前年比の56%増となりました。
2. その他
- 入手希望の方へ
「NTTドコモCSR報告書2005」は、お客様や株主様、学生などの入手希望の方へ無料でお送りします。以下のホームページ、電子メールおよび電話でお申込ください。
ホームページ: http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/csr/report/index.html
電子メール:eco@nttdocomo.co.jp(クリックするとメールソフトが起動します)
電話: 03-5156-1440(土曜日・日曜日・祝日を除く午前9時30分〜午後6時) - ホームページへの掲載
8月31日(水曜日)より、ドコモホームページ(http://www.nttdocomo.co.jp/corporate/csr/report/index.html)からPDF形式でのダウンロードが可能となります。
- 英語版について
11月下旬にドコモホームページでの公開を予定しています。
ドコモでは、今後とも積極的なCSR推進の取り組みの強化、またCSR報告書などを通じて、ステークホルダーの皆様とのコミュニケーションを今後も促進していきます。
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