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1.7GHz帯対応のFOMAサービス基地局用装置及び評価用携帯電話端末を開発

<2005年6月14日>

NTTドコモ(以下ドコモ)は、1.7GHz帯対応のFOMAサービス基地局用装置及び評価用携帯電話端末を開発し、本格的な評価試験を開始いたしました。

今回開発した基地局用装置は、現在、2GHz帯FOMAサービス用に導入している光張出タイプ注意1 の基地局装置をベースに開発を行ったもので、「本体装置」については従来装置を使用し、信号の変復調及び増幅を行う「屋外増幅変復調装置」のみを1.7GHz帯対応として開発したものです。
また評価用携帯電話端末は、現行のFOMA端末に1.7GHz帯対応の無線モジュールを組み合わせて試作したものです。
今後、ドコモは基地局用装置及び評価用携帯電話端末の評価試験を通じ、1.7GHz帯でのFOMAサービスの商用化を目指し、準備を進めてまいります。

1.7GHz帯周波数におけるIMT-2000の技術的条件については、2005年5月30日に情報通信審議会 情報通信技術分科会から答申が行われたところであり、国際的にも3GPPにおいて詳細規格の検討が進められているところです。ドコモはmovaからFOMAへの移行などFOMAサービスの需要の増大に対応するために、1.7GHz帯周波数の使用を要望しています。

  • 注意1 光張出タイプ基地局装置:
    アンプ、変復調部よりなる屋外の無線部と、デジタル信号処理、保守監視等を担当する本体装置の2装置より構成され、装置間を光ファイバーで接続する構成の基地局装置。屋外の無線部を交換することで簡便に様々な周波数帯に対応できるという特徴を持っています。

[参考1]1.7GHz帯屋外増幅変復調装置諸元及び外観注意1

1.7GHz帯屋外増幅変復調装置の画像

寸法 高さ309mm×幅194.5mm×厚さ421mm
体積 25.3リットル×2
質量 19kg×2
出力 20ワット(5ワット×4波)×2
  • 注意1 本装置は2台1組で運用します。

[参考2]光張出タイプ基地局装置イメージ図

イメージ図

  • 注意「FOMA/フォーマ」「mova/ムーバ」は、NTTドコモの登録商標です。

報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。なお最新のお問い合わせ先は、お問い合わせをご覧ください。

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