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FOMA(R)端末用ソフトウェアプラットフォームを開発

<2004年11月18日>

  NTTドコモは、FOMA端末開発における品質向上、コスト低減を目的として、端末アプリケーションを開発する際に活用可能なソフトウェアプラットフォームを開発いたしました。
  本プラットフォームは、Linux OS向け及びSymbian OSTM向けの2種類あり、これらのうちLinux OS向けについては日本電気株式会社様、及びパナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社様との共同開発によるものであり、またSymbian OS向けについては、富士通株式会社様との共同開発によるものです。
  尚、本プラットフォームについては、FOMA「901iシリーズ」の一部の端末の開発から採用しております。

  今後、ドコモは、本プラットフォームの利用を希望する移動機メーカー各社に対してライセンス提供していく考えです。


注意 「FOMA/フォーマ」はNTTドコモの登録商標です。
注意 「Linux」はLinus Torvaldsの米国及びその他の国における登録商標または商標です。
注意 Symbian OS、及びすべてのSymbian関連の商標及びロゴはSymbian Ltd.の商標又は登録商標です。



「FOMA端末用ソフトウェアプラットフォームを開発」の概要




  今回開発した本プラットフォームを使用することで、ソフトウェア開発についての基礎部分を共用することが可能となります。これにより、携帯電話の高機能化に伴い負担が大きくなっているソフトウェア開発の規模を抑えることができます。その結果、端末開発メーカー各社は独自のアプリケーションの開発に注力することができるようになるため、FOMA端末のソフトウェアの効率的な開発が可能となります。
  また、本プラットフォームの一部である「開発環境用ソフトウェア」を使用することで、ハードウェアができる前からアプリケーションの開発を進めることが可能となります。
  これらによりFOMA端末におけるソフトウェア開発の品質向上、コスト削減を図ることができます。

尚、本プラットフォームは以下の要素から構成されます。
  1. ミドルウェア
  2. OSの改変部分
  3. デバイスドライバソフトウェアのサンプル
  4. スケジューラやイメージビューア等のアプリケーションソフトウェアのサンプル
  5. パソコン上で動作する端末シミュレータ
  6. アプリケーション開発ガイドライン・デバイスドライバ開発ガイドライン・ユーザーズガイド等の各種ドキュメント
(今回開発したソフトウェアプラットフォームの構成図)


報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。なお最新のお問い合わせ先は、お問い合わせをご覧ください。

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