FOMA 端末対応のワンチップLSIの開発に対する技術開発投資を実施
<2004年7月12日>
NTTドコモは株式会社ルネサステクノロジ(以下ルネサス
テクノロジ、会長&CEO:長澤 紘一)とFOMA端末のグローバルな普及促進及びコスト低減を目的として、W−CDMA方式及びGSM/GPRS方式に対応したデュアルモードのワンチップLSIの共同開発を行なうことに合意しました。これに伴いNTTドコモはルネサス
テクノロジに対して技術開発投資を実施いたします。
今回の共同開発は、ドコモが有するW-CDMA技術とルネサス テクノロジが有するLSI製造技術、アプリケーションプロセッサ技術、GSM/GPRS技術の融合により、チップセットのワンチップ化を図り、グローバル性に優れたFOMA端末向けチップセットの実現を目指すとともに、ワンチップLSIの低コスト化、高機能化、低消費電力化によるFOMA端末コストの低減、待受時間等の基本性能の向上を図ります。
今回のルネサス テクノロジへの技術開発投資は2004年度から2006年度の3年間で約70億円の技術開発投資となります。
今後ともNTTドコモは、国内外における第3世代移動通信サービスをはじめ、モバイルマルチメディアサービスを進展させるべく、更なる移動通信技術分野の開発・検討を進めてまいります。
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「FOMA/フォーマ」はNTTドコモの登録商標です。 |
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