モバイル社会研究所のコアメンバー等の決定及びホームページの開設<2004年7月2日>NTTドコモは、モバイル社会研究所(所長:石井威望)において5月10日(月曜日)に開催した第1回理事会で、モバイル社会研究所のコアメンバー及び研究テーマを決定いたしました。これを踏まえ、モバイル社会研究所の活動指針、研究テーマ、活動内容等を広くお知らせすると共に、お客様や社会の皆様から幅広くご意見等をいただくことを通じて、モバイル社会の現在と未来に関する議論を喚起することを目的として、モバイル社会研究所のホームページを7月5日(月曜日)より開設いたします。 なお、詳細は以下のとおりです。
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コアメンバー名 (敬称略) |
研究テーマ | 研究内容 |
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田中 辰雄 (たなか・たつお) (慶應義塾大学経済学部助教授) |
著作権の最適保護基準を求めて | 経済学の視点からデジタルコンテンツ著作権管理の最適保護水準に切り込むことで、「理想的なデジタルコンテンツ流通を実現していくには、社会全体としてどのようなあり方が好ましいのか」を明らかにしていく。 |
玉井 克哉 (たまい・かつや) (東京大学先端科学技術研究センター教授) |
携帯電話悪用法の研究 | 携帯電話の不正な利用方法を、今後想定される機能やサービスに即してリアルタイムで捉え、法的観点等から予め適切な対応策を考案することによって、「悪用」が社会にもたらすマイナスの効果を極小化するための研究活動を行う。 |
中村 功 (なかむら・いさお) (東洋大学社会学部教授) |
災害時における携帯メディアの問題点 | 携帯電話を災害時に利用する際の問題点を洗い出し特徴を捉えると共に、それを利用していくための社会システムに関して検討を加えていく。 研究成果が、社会全体における防災力向上につなげていくことを目指す。 |
水越 伸 (みずこし・しん) (東京大学大学院情報学環助教授) |
モバイル・メディアの文化とリテラシーをめぐるソシオ・メディア研究 | モバイル・メディアは、情報技術と社会との多元的インタラクションによって形成されてきた。その社会文化的コンテクストを明らかにし、メディア・リテラシーの醸成を促すプログラムの開発などをおこなう。 |
横山 経通 (よこやま・つねみち) (弁護士) |
迷惑通信に関する電気通信事業者の責務 | 「迷惑通信に対して通信事業者が、どこまで、どのように対策を講じるのか」について、技術やコストの面だけではなく、社会システムをも視野に入れつつ追求する。 |
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研究期間は来年3月末までです。 |
モバイル社会研究所のホームページ開設の概要 |
1.目的
モバイル社会研究所の活動指針、研究テーマ、活動内容等を広くお知らせすると共に、お客様や社会の皆様から幅広くご意見等をいただくことを通じて、モバイル社会の現在と未来に関する議論を喚起することを目指します。
2.開設日
2004年7月5日(月曜日)
3.URL
http://www.moba-ken.jp
4.全体構成(イメージ)
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上図は、イメージです。実際の掲載内容は変更となる場合があります。 |
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